☆彡すべては、ギリシャ人から始まった。ギリシャから神の贈り物をあなたへ☆彡
赤いひまわりとギリシャ神話
2007-10-01 Mon 20:21
コスモス
photo by 草花写真館
10月の誕生花は、コスモスとガーベラです。

コスモスは、ギリシャ語の 「秩序」「飾り」「美しい」という意味の 「Kosmos」から由来したコスモスの花は、キク科の一年草で別名メキシカンアスターとも呼ばれています。

またガーベラもキク科です。多年草のガーベラの別名は、アフリカセンボンヤリというのだそうです。
ガーベラという名は、ドイツ人の自然学者ゲルバー氏が発見をしたことから名前がつけられました。
花言葉は、「希望」「崇高美」「辛抱強さ」「神秘」
(赤)「神秘」
(ピンク)「崇高美」
(黄)「究極美」
(オレンジ)「我慢強さ」

コスモスについては、以前の記事を読んでください。ココ↓
http://atlantida.blog9.fc2.com/blog-entry-242.html


そしてもう一つ、10月の誕生日花(10月21日)になっているのがあまり知られていない赤いひまわりチトニアというキク科の一年草があります。

チトニア
photp by pancrat

チトニア
学名Tithonia rotundifoliaのTithonia チトニアは、ギリシャ神話にでてくる美しい若者だったティトヌス(Tithonus)の名前からつけられました。
(なぜつけられたかは、不明)
原産地は、メキシコ周辺の中南米でチトニアの別名は、メキシコの赤いひまわりといわれ
紀元前2000年ころメキシコ付近に存在した古代アステカ王国の国花でした。

エオス
曙の女神Eos:by Evelyn De Morgan(1850 - 1919), 1895 (Columbia Museum of Art, Columbia, SC)

ギリシャ神話

曙の女神エオスは、星男アストライオスと結婚をし西風ゼピュロスなどの神々を生みました。
夫アストライオスがいましたがサフラン色の衣をまとい、ばら色の指を持つ美しい女神は、いつも男性に愛されていました。
ある日、エオスは、愛と美の女神アフロディーテの愛人で軍神アレスと恋に陥り、一夜を過ごしました。
このことを知ったアフロディーテは、怒りエオスに人間の男、誰かまいなしに恋をする呪いをかけ、エオスは、数々の男に恋をしました。
なかでもトロイア王ラオメドンと妖精の間に生まれた美しい若者ティトヌスに夢中になり、黄金の馬車(エオスの日課は、パエトン(輝く者)とラムポス(光)という名の馬が引く戦車に乗って、太陽神ヘリオスを導く事から始まる)でティトヌスをさらってエチオピアにアル自分の宮殿に連れて行きました。
エオスは、不老不死の女神ですが、人間の男は、そうは行きません。
いずれ老いて死んでいく美しい青年を見たくないと大神ゼウスに「彼に永遠の命を与えて欲しい」と頼みそしてゼウスは、エオスの願いを叶えました。
エオスの宮殿で蜜月を過すティトノスとエオスの間には、メムノン(後のエチオピア王、トロイア戦争が起きた時に駆けつけアキレウスに倒された)という息子が出来ましたが
歳月が流れていく間にエオスがゼウスへ永遠の命を与えるように願いましたが不老をそのときに願うことを忘れ、ティトノスは、足腰が立たない老人へと老いていってしまいました。
老いたティノスを宮殿の一室に閉じ込めエオスは、仕事へと出かけていきます。
一室からは、かすかに声だけが聞こえているだけ。
ある日、エオスが部屋を訪れるとそこにいたのは、ティノスでは、なく一匹のこおろぎ(せみという説もあります)がいました。
ティノスは、老いていくが死ねないため体が徐々に縮んで行きいつのまにかこおろぎ(せみ)になったといわれています。

余談:ティノス、メムノンに先立たれたエオスは、悲しみにくれ涙を流す毎日でした。
その涙が朝早の草の上に溜まる露だといわれています。


花言葉
「果報者」「優美」「あなたは美しい」



にほんブログ村 ヨーロッパ旅行
1クリックご協力おねがいします ⇒ にほんブログ村 旅行ブログへ

人気blogランキングへ
1クリックご協力おねがいします ⇒ 



別窓 | 今月の花と神話 | コメント:0 | トラックバック:0 |
神に捧げられていた星花 ☆
2007-09-03 Mon 22:21
孔雀アスター
photo by 草花写真館

もう一つの9月の花:孔雀草(孔雀アスター)

キク科シオン属の多年草で学名をAster hybridus Asterといいます。
Aster アスターは、花びらが放射状に開いていて星のように見えることから、ギリシャ語の星を意味するαστέρι アステリからつけられたという説と

ラテン語でアスターは、星という意味があり、ギリシャ人がこの花を神に捧げる星花としてアスターの花輪を作り祭壇に置かれたことからつけられたという説があります。

中世のヨーロッパでは、アスターの葉を燃やし蛇を遠ざけるのに使用したり、根を砕いて元気のないハチに与えたといわれています。
初期の英語名は、"starwort" ハコベ でしたが9月の聖ミカエル祭のころに咲く花から"aster"と名づけられました。

和名の孔雀草は、孔雀が羽を広げたような姿に似ることから名づけられたそうです。

星の女神アストリア
女神アステリア:Greek, Classical Period, about 425 B.C.
The Kadmos Painter byMuseum of Fine Arts, Boston, Massachusetts, USA
http://www.mfa.org/

ギリシャ神話とアスター
鉄器時代(人々が鉄で武器、工具、道具などを作ることを学んだ時代)から一つの神話が生まれています。大主神ゼウスは、鉄で作った武器によりすべてが破壊してしまったことに怒り、洪水を起こし、これらを破壊してしまおうと考えました。
洪水が起こったとき、2人の人間がパルナソス山の頂上へ逃げ難をを逃れましたが水が後退した後は。ドロだらけの大地となってしまいました。
この地上の様子を星の女神アストリアは、悲しみ涙しました。
そしてその涙が地上に落ちはじけた時、星のような形をしたかわいい花アスターに変わりました。
*女神アステリア・・・ティタン神族コイオスとポイペの娘でレトと姉妹でゼウスに気に入られ。逃れるために鶉に姿を変え海に身を投げたかわいそうな女神。
身を投げたところからオルティジア島が生まれ後にこの島は、デロス島を呼ばれるようになりました。
*女神レト・・・ゼウスとの間に太陽神アポロンと月の女神アルテミスを生む。


孔雀アスター
photo by 草花写真館

アスターの花言葉
思い出・追憶・追想・後の祭り・信ずる恋・同感・心くばり・変化




にほんブログ村 ヨーロッパ旅行
1クリックご協力おねがいします ⇒ にほんブログ村 旅行ブログへ

人気blogランキングへ
1クリックご協力おねがいします ⇒ 




別窓 | 今月の花と神話 | コメント:0 | トラックバック:1 |
古代から治療薬として使われた花の根
2007-09-01 Sat 17:19
リンドウ
photo by 草花写真館

9月の花 リンドウ

リンドウは、リンドウ科リンドウ族の多年生植物で
学名は、Gentiana scabra var. buergeriです。

学名につけられたGentiana ゲンティアナは、紀元前2世紀頃のイリュリア王国のGentius(180-168 BC), ゲンティウス王がリンドウから治癒力を発見したことからつけられたといわれています。

*イリュリア王国・・・古代ギリシア・ローマ時代に現バルカン半島の西部に存在した王国で共和政ローマによって滅ぼされました。

薬草にするリンドウは、多年草で古代ギリシャ時代から薬草(解毒剤、強壮剤など)として利用されてきました。
根茎は、淡黄色で根をかむと苦味がありこの苦味が薬用の効果を発するそうで薬用酒などにも使われています。
フランスのトニック酒Suze
リンドウ根のエキスを含んだソフトドリンクMoxie


リンドウの根、根茎の効能
食欲不振、消化不良、胃アトニー、胃酸過多症、腹痛などに効果があります。
また、のどがはれて痛いとき、根をくだいて飲むと痛みがとれるそうです。

リンドウ
photo by 草花写真館

リンドウの言い伝え・・・日光の「二荒縁起」物語より(二荒山神社の縁起絵巻)

冬のある日、雪の日光の山の中に一匹のウサギが現れリンドウの根を掘っていました。
そこへ役小角(えんのこずぬ)と言う人が通りかかりウサギにどうしてほっているのか尋ねると
ウサギは「ご主人様が病気で苦しんでいるので、根を持ち帰るのです」と答えました。
役小角は、ウサギが言った事を半信半疑に自分も根を掘って持ち帰り、病人に根を煎じ飲ませてみたところ病人は、治ってしまいました。
ウサギは、二荒の神が姿を変えたもので治療法を教えてくれたのだといわれ、その後リンドウの根は、胃の妙薬として人々に知られるようになったといわれています。


*今回は、ギリシャ神話がなかったため日本のお話しを載せました。

花言葉
強い正義感、的確、誠実、悲しんでいるあなたを愛する

紫りんどうの花言葉・・・正義・満ちた自信

白りんどうの花言葉・・・貞節・的確

黄色りんどうの花言葉・・・忘恩


にほんブログ村 ヨーロッパ旅行
1クリックご協力おねがいします ⇒ にほんブログ村 旅行ブログへ

人気blogランキングへ
1クリックご協力おねがいします ⇒ 



別窓 | 今月の花と神話 | コメント:2 | トラックバック:0 |
ユリの花とミルキーウェイ(天の川)
2007-07-01 Sun 23:07
ユリ\\
photo by 草花写真館

7月の花  ユリ

学名Lilium(ユリ科ユリ属の総称)は、
古代ケルト語の「li(白)+lium(花)」から\

または、古代ギリシャ語「le(白色) irion(ユリ)」から由来されていると言われています。

すでに古代エジプトには、ユリが生息していて、
ユリから作られた油、”サクディ”は、とても珍重されていました。

古代ギリシャでは、ユリを清潔、純粋の証として結婚式に欠かせない花の一つでした。

純粋なユリは、古代で大変好まれていた事がわかるのは、壁画から伺われ\

サントリーニ島のアクロティリ遺跡で紀元前1,700年頃に描かれたクレタ美術 百合とつばめの図 と題した壁画が発見されたり、
クレタ島のイラクリオン考古学博物館には、クノッソス宮殿(ギリシャのクレタ島にある青銅時代最大の遺跡)の壁画 ”ユリと王子”が発見され展示されています。
ユリの王子
Knossos"Prince of Lilies" Archaeological Museum of Herakleion

Archaeological Museum of HerakleionAddress: 2 Xanthoudidou Str., Herakleion
Telephone: +30 2810 280370, +30 2810 224630


後、キリスト教において、白いユリは、聖母マリアの墓を埋め尽くされた奇蹟の花で
マリアの純潔、無垢、処女性を象徴したものだとし、マドンナ・リリー(聖母のユリ)と名づけ、

それゆえに聖母マリアとユリの花が描かれた宗教画が多く描かれています。
また、聖人に捧げる花として聖人祭には、祭壇に捧げる花でもあります。

ユリとギリシャ神話

大主神ゼウスは、アンピトリュオンの妻で王女アルクメネの美貌に魅せられ何とか彼女に近づこうと考えていました。
ある日、夫のアンピトリュオンが旅にでたのをいいことにゼウスは、アンピトリュオンに姿を変え彼女に近づきました。
ゼウスは、3日も太陽を昇らせずに彼女とベットで過ごしました。
しばらくして、アルクメネは、子供を身ごもり、生まれた子供は、ヘルクレスと名づけられました。
生まれたヘラクレスを不死身にするには、ゼウスの妻、ヘラの乳を飲まさなければなりませんが、嫉妬深いヘラは、ヘルクレスに憎悪を抱いていたために飲ませることなんかしませんでした。
ヘラクレスの誕生
The Origin of the Milky Way by Tintoretto
1570 National Gallery, London

*画像をクリックすると拡大します。

ゼウスは、何といか乳を飲ませたいとヘラに眠り薬で眠らせヘラクレスに乳を飲ませました。
夢うつつの中、ヘラクレスが自分の乳を飲んでいることに気がついたヘラは、払いのけてしまいました。
このときにヘラの乳首から出たしずくが天に昇り天の川となり、地に落ちた乳のしずくが白いユリの花になったといいます。
英語でミルキーウェイは、この話が由来とされています。

ちなみにギリシャ語で Ο Γαλαξίας  ガラクシィアス (ギリシャ語Γάλαは、ミルクの意味)でといいます。

*この由来については、もう少し詳しく調べることにします。

花言葉

白:純潔\

黄:飾らぬ美
クルマユリ:純潔\


オニユリ:富と誇り\

オニユリ\\
photo by 草花写真館

カノコユリ・ヤマユリ:荘厳
カノコユリ\\
photo by 草花写真館

テッポウユリ:純潔・威厳
テッポウユリ\\
photo by 草花写真館


にほんブログ村 ヨーロッパ旅行
1クリックご協力おねがいします ⇒ にほんブログ村 旅行ブログへ

人気blogランキングへ
1クリックご協力おねがいします ⇒ 




別窓 | 今月の花と神話 | コメント:4 | トラックバック:3 |
女神デメテルの森を守る花 ♡
2007-06-02 Sat 23:31
グラジオラス
photo:草花写真館

6月の花 グラジオラス 

英語名でGladiolusは、日本では、トウショウブ(唐菖蒲)と呼ばれています。
原産地は、アフリカ、地中海沿岸で夏に赤、黄、白などの花を開花をします。
Gladiolus グラジオラスの由来は、葉の形が剣に似ていることから「剣」を意味するラテン系の単語のgladius グラディウスからきており、
gladius グラディウスの由来は、古代ギリシャ語で「剣」を意味するCsiphos クシフォスからで
以前は、"Csiiphium" クシフィウムと呼ばれていました。

グラジオラスの伝説

古代では、グラジオラスの花を恋人達の暗号として用い、花の数で「密会」の時間を知らせたといわれています。

グラジオラス
photo:草花写真館

グラジオラスとギリシャ神話

大地の女神、五穀豊穣の女神デメテルは、テッサリアの近くの神聖なる樹木を愛していました。
しかしテッサリア地方の領主エリュシクトンは、神を信じずデメテルの愛する園にある木を薪に使うため切り倒してしまいます。
神の木を切り倒してしまったエリュシクトンへ神を崇拝する人たちがこれを止めさせようとしましたが彼は、耳を貸さずその崇拝者の頭を切り落としてしまいました。
デメテルは、崇拝者から流れる血から剣先をもつ植物、グラジオラスに変え森を守らせました。
そしてエリュシクトンには、、飢餓の罰をあたえ
いくら食べても飢餓感がなくならず、私財はおろか自分の愛する娘まで売って金を作ろうとし。最後は、自身まで食べ消滅してしまいました。

グラジオラスの花言葉
情熱的な恋・忍び逢い・用心 忘却 勝利
グラジオラス(ピンク):たゆまぬ努力・ひたむきな愛


6月は、バラの月でもあるのですがバラの花については、過去にも書きましたので今回は、グラジオラスについて書きました。




にほんブログ村 ヨーロッパ旅行
1クリックご協力おねがいします ⇒ にほんブログ村 旅行ブログへ

人気blogランキングへ
1クリックご協力おねがいします ⇒ 



別窓 | 今月の花と神話 | コメント:4 | トラックバック:0 |
赤ちゃんの息と呼ばれる花
2007-04-02 Mon 21:33
カスミソウ


4月の誕生花

カスミソウの学名は、Gypsophila (ギリシャ語Γυψοφίλη  ギィプゥソフィリ)
の語源は、ギリシャ語Γυψος ”石灰”φιλία ”友好、好む”からで”石灰を好む”この花は、地中海沿岸の石灰質の地に生えていたことがうかがえます。
カスミソウは、数種しかないと思っていたのですが150種類ぐらいあるそうです。

欧米では、ベビーズブレス baby's breath と呼ばれ” 赤ちゃんの息”と言うかわいい名前がつけられています。

カスミソウ

花言葉
清い心、切なる喜び

白:清い心
ピンク・紅の花:切なる願い・感激




人気blogランキングへ
1クリックご協力おねがいします ⇒ 



別窓 | 今月の花と神話 | コメント:2 | トラックバック:0 |
妖精の子供が住む花。。
2007-03-02 Fri 23:40
チューリップの花

3月の花 チューリップ

昔、パミール高原付近から天山山脈の麓、そして地中海沿岸の乾燥地帯に拡がっていった150種以上の野生種チューリップは,12世紀頃、ペルシャからオスマントルコ帝国に伝わりオスマントルコの宮廷庭園で1000品種ほどに栽培され始め、16世紀頃には、王宮の周りはチューリップの花で埋め尽くされていたといいます。

この頃、神聖ローマ帝国の駐トルコ大使Busbecq ビュスベック(ブスベック)大使がチューリップの名前をトルコ人通訳に尋ねた際、「チューリパム(=トルコ語でターバンの意味)に似ているラレ(Lare)という花です」
と言ったのですがビュスベクがラレ(Lare)を聞き取れず、または誤解をし「チューリパム」と思い、チューリパムとしてチューリップの球根と種子をウィーンに持ち帰りヨーロッパに伝わりはじめました。

このとき伝えられた雑種をTulipa gesneriana L.トゥーリパ・ゲスネリアナと云いこれが現在の改良のベースになっているそうです。

その後爆発的なチューリップブームを迎えることになり
17世紀前半にオランダに伝えられたチューリップは、投資の対象とまでなり1634に始まった球根の先物取引の狂奔は、アレクサンドル・デュマの小説「黒いチューリップ」にも描かれるほどチューリップ狂時代とも呼ばれる球根へのバブル投機をもたらしました.

*オスマン帝国は、トルコ系の王家オスマン家を君主に戴き、現在のトルコの都市イスタンブルを首都として、西はモロッコから東はアゼルバイジャンに至り、北はウクライナから南はイエメンに至る広大な領域を支配した多民族帝国(1299年 - 1922年)。

チューリップの花

伝説と神話

イスラエル
旧約聖書に登場する岸辺のユリ、シャロンのバラは、チューリップではないかと言われイスラエルの国では、今も「Tulipa Sharonensis」を図案にしたチューリップ切手が発売されています。
イスラエルスタンプ
08/05/2006 Israel Post

トルコ、ペルシャ
チューリップは、妖精の美しい唇に嫉妬するあまり自らを血に浸して赤くなったと言う話があります。
・ファルハドとシリンは、恋人でした。ある時、彼らの住む村の井戸が枯れファルハドは、村人たちのために井戸を必死で掘り続けました。
ファルハドのおかげで井戸に水が溜まるようになりましたがあまりに井戸を掘ることに必死になりこの間、恋人のシリンが病に倒れてしまったことも気づかずシリンに会うこともなく彼女は、亡くなってしまいました。
そのことを悔いファルハドは、崖から身を投じファルハドの血から真っ赤なチューリップが咲いたと言われています。


ギリシャ(ローマ)
チューリップという美しい娘が、アドリア湾の浜辺で休んでいました。
そこへ収穫、秋の神ヴェルトゥヌスがやってきて彼女をすっかり気に入ってしまい追い掛け回しました。
純粋な心を持つチューリップは、恐ろしくなり貞操の神アルテミスに助けてほしいと願いました。
ヴェルトゥヌスが再びやってきたときアルテミスは、彼女をチューリップの花に変えました。
よってチューリップは、秋とは逆の季節である春に花をつけると言われています。


オランダ
ある日、美しい少女が3人の騎士にプロポーズをされました。
騎士たちは、彼女へそれぞれ家宝の王冠、剣、黄金を少女に贈りましたが誰一人からのプロポーズを断わることができない少女は苦悩の末、
花の女神フローラに一輪の花に変えてくださいと頼み、少女はチューリップの花に姿を変えてもらいました。
チューリップの花は王冠、葉は剣、球根は黄金、財産そしてつぼみは、愛される女性の純潔さを意味していると言われています。


チューリップの花


愛の花チューリップ
古来、イスラム世界には「セラム selam」という愛の風習がありました。
これは、ある人が 自分の思いを伝える際に相手に花束を贈り、花を贈られた側も花束で返答するというものでした。
花のひとつ一つには、メッセッージが秘められているので言葉で言い切れない思いを人びとは、特に愛の花言葉が秘められているチューリップに代弁してもらったそうです。

バレンタインの時にも書きましたので読んでいない方は、こちらを
http://atlantida.blog9.fc2.com/blog-entry-330.html

チューリップの花

チューリップの花言葉

赤:愛の宣告
白:失恋
黄:かなわぬ恋
紫:不滅の愛

http://atlantida.blog9.fc2.com/blog-entry-330.html
チューリップの花


毒草チューリップは、綺麗な様相とは違い体は、毒がたくさんあります)

毒がある場所:全草、球根、花、葉
症状:嘔吐、皮膚炎、心臓への毒

チューリップの花

福山毒草園さんのチューリップの内容からか=あまりにかわいいお話しなので抜粋させていただきました。
http://kitola.hp.infoseek.co.jp/dokusou/chu-rip.html
チューリップの花

小妖精は子どもの揺り籠のかわりにこの花の中に子ども入れて風にゆらしているといわれています。用心深い妖精なのでそっと覗かないといけません。そして、決して眠りの邪魔をしないこと。手痛いオシオキが待っています・・・。


人気blogランキングへ
1クリックご協力おねがいします ⇒ banner_02.gif


別窓 | 今月の花と神話 | コメント:2 | トラックバック:0 |
バレンタインデーの前に恋占いは、いかが♡
2007-02-02 Fri 20:53
マーガレット


2月の誕生花 マーガレット(marguerite)
キク科、キク属の耐寒性多年草
学名は、Chrysanthemum frutesceus クリサンセマム・フルデスセンスで
別名は、パリデージー、マルガリートなどとも呼ばれています。

英名マーガレットは、ギリシャ語Μαργαρίτες マルガリーテスから由来し真珠という意味があります。
真珠の語源は、Μαργαρίτες光の子という意味があり月の光のエネルギーが海の中を通し真珠が育ち生まれるとされています。

マーガレットの花は、白いかわいらしい花の中心に黄金色の月の光を受けたようにみえることからつけられたのかもしれません。
また学名のChrysanthemumは、ギリシャ語χρυσός  (クリソス)黄金 άνθος  (アンソス)花 が語源で"黄金の花"という意味があります。

花言葉
恋を占う・貞節・誠実・予言・真実の愛・心に秘めた愛など

花言葉からも伺えるようにマーガレットでの花恋占いは、フランスでは、”愛している””少し愛している””とても愛している””愛していない”の4つの言葉を繰り返して占うそうです。

バレンタインデーの前にマーガレットで恋占いをしてからチョコレートを渡すのもより効果的かもしれませんね。


人気blogランキングへ
1クリックご協力おねがいします ⇒ banner_02.gif


別窓 | 今月の花と神話 | コメント:0 | トラックバック:0 |
妖精エコーの報われない愛♡
2007-01-05 Fri 21:39
narcissus.jpg

1月の誕生月花 スイセン
スイセンは、(学名Narcissus)地中海沿岸が原産のヒガンバナ科スイセン属の多年草で寒い冬から春にかけて、白や黄の花を咲かせ気高い香りを漂わせることから雪中華とも呼ばれています。

narcissusmini.jpg

学名の英名Narcissus(ナルシサス)の由来には、2つの説があります。
1つは、ギリシャ神話に登場する美少年ナルキソスです。
美少年ナルキソスは、多くの相手から言い寄られたものの彼女らに心を動かされず,ひとを愛することがありませんでした。
中でもニンフ(妖精)のエコーは、ナルキソスを深く愛し彼を一心に求めましたがナルキソスは高慢にはねつけエコーを無視しました。
愛が報われないエコーはやせ衰えてしまいには、声だけになってしまいました。
あるとき、彼への呪いを聞き入れた復習の神メネシスは、「ひとを愛せないものは,水に映る自分を愛するがよい」と呪いをかけました。
やがてナルキソスは、池に映る自分の姿に恋をし,報われない恋にはじめて恋の苦しみを知りそのまま死んでしまいその体は水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わりました。
ゆえにスイセンは、水辺であたかも自分の姿を覗き込むかの様に咲くそうです。

ナルキソスとエコー
Nicolas Poussin.
Echo and Narcissus. c.1627/28. Oil on canvas. Louvre, Paris, France
画面をクリックすると大きくなります

*妖精エコー・・・こだま(エコー)は、彼女が声だけになってしまったことからつけられました。
*ナルキソス・・・ナルシストは、ナルキソスからつけられました。(スイセンの花言葉は、うぬぼれ・我欲・自己愛です)


もう一つは、スイセンの球根にはナルシンという、食べたら身体が麻痺し死に至るときもあるという猛毒を含んでおり、ギリシャ語で「麻酔」や「昏睡」を意味するナルケに由来するという説です。

narcissusmini.jpg

ギリシャ神話
豊穣の女神デメテルとゼウスとの間に生まれた娘ペルセホネは、シシリア島のニンフにあずけられていました。
ある日野原でニンフ達と一緒にバラ、スミレ、サフラン、ヒヤシンス、スイセンなどの花を摘んで遊んでいました。
中でも白いスイセンは、とても美しくペルセホネがその花を摘もうとした時に突然大地が割れ、冥界の神ハデスが現れ黒い神馬の馬車でペルセホネを連れていってしまいました。
このときにペルセホネが落した白いスイセンが黄色に変わり黄色いスイセンが誕生しました

narcissusmini.jpg

古代ギリシャ
古代ギリシャでは、根から採れる油を浣腸液や悪露の排出を促す子宮洗浄液などの成分として用いていました。

narcissusmini.jpg

ローマ
ローマのカラカラ皇帝の公共浴場として有名な「カラカラ浴場」は、大理石や金銀で装飾
された華やかな空間で貴族階級の社交場として香油・香膏の塗布や香油マッサージが行われていました。
ここでは、1日に3回入浴し、4段階の温度があり1番熱いものにバラやスイセンがブレンドをされずに香りがつけされていました。

narcissusmini.jpg

効能
リコリンなどの激しい毒性を含んでいるので、内用薬とはせず、外用薬として使います。
特におろし汁を女性の乳腺炎打ち身、関節炎、神経痛、肩こり、リュウマチなど幹部に湿布をするとよいとされています。
また、芳香には、リラックスの効果があります。

narcissusmini.jpg

花言葉
 うぬぼれ・我欲・自己愛・神秘
黄色・・・気高さ・感じやすい心・もう一度愛してほしい
白・・・自己愛
ラッパスイセン・・・あなたを待つ・自尊・報われぬ恋

人気blogランキングへ人気blogランキングへ
1クリックご協力おねがいします ⇒ banner_02.gif


別窓 | 今月の花と神話 | コメント:2 | トラックバック:0 |
恋のおまじないの花は。。。
2006-12-03 Sun 22:11
kuklamino1_sm.jpg

12月の花 シクラメン
シクラメンは、サクラソウ科の多年草で地中海岸地方の温暖な気候
(ギリシャ、イタリア、トルコ、イスラエルなど)の生まれです。
また山岳地帯の森の中、海沿いの岩場、乾燥した砂地などに約20種の野生種が自生し小さな花を咲かせます。

シクラメンは、古代ギリシャでとても親しまれていた花の一つで花の由来にもなりました。
シクラメンの学名は、Cyclamen persicumでpersicum は、ペルシャのと いう意味で、Cyclamenは、ギリシャ語のκύκλος kiklos 丸いという意味があります。

ギリシャ名:κυκλάμινο キクラミノ
cyco1958.jpg
1958年のギリシャの切手

由来は、シクラメン塊根が丸い球形であったこと、シクラメンの原種は、花が終わると花梗がクルリと丸くなることからまたは、受精すると花柄が螺旋状に巻くからとさまざまな説があります。

また昔、南フランスやイタリア、シチリア島などの原産地で野豚が球根を掘って食べることから、シクラメンのことを シクラメンの別名は、サウブレッド(Sowbread)ブタのパンと呼ぶようになりました。
実際人もシクラメン球根を芋の変わりに食べていたと言われています。

cicraminomini.jpg

薬用としてのシクラメン
古代ローマでは、蛇にかまれた時にシクラメンの地下茎の汁を塗るとかみ傷を治すと言われ守り神として庭に植えられたそうです。

またシクラメンの葉が耳に似ている事から耳の病気に効くとか安産になるとか言われていました。
ヨーロッパで古くから伝わる惚れ薬として、シクラメンの球根や根を使ったり
お菓子に混ぜて相手に食べてもらうと恋が叶うといわれています。
今でもシクラメンの花のなかでも香りのあるものは、人を惚れさせる、恋のおまじないの花といわれています。

cicraminomini.jpg

シクラメンにまつわる話
昔イスラエルでは、ソロモン王が自分の王冠に花の形を使おうと花の妖精たちに頼みましたが断られてしまいます。
ソロモン王が困っているとシクラメンが王に恥ずかしそうにうつむきながら"私を冠に使ってください”と言うと王は、シクラメンが気に入り冠に使いました。シクラメンは、この事があってからいつも花が咲くときは、恥らってうつむいて咲くようになりました。
この話からイスラエルでは、シクラメンを”ソロモンの王冠”と呼んでいるそうです。

cicraminomini.jpg

花言葉
清純・内気な愛・嫉妬・遠慮・切ない私の愛を受けてください・はにかみ

人気blogランキングへ
1クリックご協力おねがいします ⇒ banner_02.gif


別窓 | 今月の花と神話 | コメント:6 | トラックバック:0 |
| ATLANTIDA-ギリシャ便り- | NEXT