☆彡すべては、ギリシャ人から始まった。ギリシャから神の贈り物をあなたへ☆彡
ハイビスカスとアフロディーテ
2007-08-03 Fri 14:58
ハイビスカス
photo:草花写真館

8月の花は、アンスリウム と ひまわりです。

アンスリウムの学名は、 Anthurium scherzerianum
Anthurium(アンスリウム)は、 ギリシャ語の 「anthos(花) + oura(尾)」が語源で「尾っぽのような花」の意味があります。

花言葉
 飾らない美しさ、印象深い、 無垢な心

ひまわりは、過去の記事を良かったら読んでください。
http://atlantida.blog9.fc2.com/blog-entry-197.html

今月の誕生日花にあるなかでギリシャでも南国の花、夏の花として
今、咲いているのがハイビスカスです。
ハイビスカスの誕生日花は、8月25日(赤)、8月31日(シロ)

ハイビスカス
photo:草花写真館
ハイビスカス

学名Hibiscus rosa-sinensisは、あおい科のフヨウ属
Hibiscus(ヒビスクス)は、エジプトの美の女神「Hibis」と ギリシャ語の「isko(似ている、の意)」に由来しています。

ヒンズー教神話では、ハイビスカスは、女神を崇拝する花とされているそうです。

アフロディーテとハイビスカスの切手
ハイビスカスの形をしているアフロディーテの恋人アドニスとを描いた切手:Greek postage stamp issued on September 15, 1958

ギリシャ神話では、愛と美の女神アフロディーテが愛した美少年アドニスがイノシシによって殺された後彼の流した血からアネモネに変わったとされていますがハイビスカスになったという説も残されているようです。


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愛と美の女神が作った香り良いハーブ
2007-06-18 Mon 23:39
オレガノ
photo by Mrelia

ギリシャ、南ヨーロッパ料理に欠かせないハーブといえばオレガノ(現ギリシャ語でρίγανη リガニ)です。
学名 Origanum vulgare は、シソ科の多年草で原産は、ヨーロッパの地中海沿岸地方とされ日本語では、ハナハッカ(花薄荷)と呼ばれています。

学名のOriganumは、古代ギリシャ語のόρίγανον origanonから由来し
όρος oros 山のと言う意味 と 動詞 γανούσθαι ganousthai 大喜びをするで山の喜びと言う意味があります。

なぜならばオレガノは、ギリシャの山の中腹にたくさん生息をしていてかわいい白っぽい花を咲かせそして香りがすばらしいオレガノに例えられたといいます。

オレガノと女神
オレガノの甘くてスパイシーな香りは、幸福のシンボルとして愛と美の女神アフロディーテによって作り出されたものだといわれています。

古代ギリシャ 
古代ギリシャ人は、オレガノには、カタルシスの特性があると信じられていました。
幸福のシンボルとして結婚式で新郎新婦は、オレガノの花輪で覆われたり、平和を死者の霊に与えると信じられていたために墓に置かれました。
またギリシャ人が始めて料理にオレガノを用いたり、解毒剤、消化剤として紅茶を入れていました。

*カタルシスとは、古代では、医学用語で、薬剤を用いて吐瀉ないし下痢を起こさせる事と言う意味

古代ギリシアの医師ディオスクリデス(Dioskorides;40年〜90年)は、食が細い人にオレガノを推薦していました。

アリストテレスは、傷ついた亀が草を食べるのを見て その草を持ち帰り研究した結果、オレガノとわかりオレガノには、殺菌などの薬用効果があることがわかりました。
また 『アリストテレス全集 10 小品集』(岩波書店 福島保夫 訳)には、
「クレタの山羊は、矢で傷つけられると、その地に生い茂っているハナハッカをさがすそうである。
それを食べると、矢をすぐさま抜き出すことができるからである」
と著されてあります。

*アリストテレス(前384年 - 前322年3月7日)は、古代ギリシアの哲学者です。


オレガノと料理
解毒、殺菌作用もあり更に食を進ませてくれるオレガノは、暑い国、ギリシャの料理には、欠かせないものでした。
スパイシーな香りは、オリーブオイルやレモンととてもマッチし
グリル(羊肉、ヤギ肉、魚、ジャガイモなど)や臓物の煮込み、グリークサラダなどにとてもあい
オリーブオイル、ビネガー、オリーブなどに風味付けとして使われています。

オレガノの効能・殺菌作用
・頭痛や風邪、せきの初期症状、月経困難症に効果
・食欲増進や消化を促進する作用
・オレガノの油は、歯痛に効果

オレガノとおまじない睡眠の前にオレガノ油をを自分に塗ったり、枕の下にオレガノを入れておくと、将来の配偶者の夢を見るとされています。

オレガノの花

オレガノの花言葉   
実質、財産、輝き


暑さで食が細くなっている時は、グリルをしたお肉にオレガノ、オリーブオイル、レモンをたっぷり絞って食べると食欲が出てパワーがでます。
さらにグリークサラダでもオレガノやファタチーズで英気を養うことが出来、昔の人は、本当によく知っていたものだとつくづく感心させられます。




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冥府の王ハデスとミント
2007-06-10 Sun 23:09
スペアミント
photo by basilly

日本でおなじみとなったイタリア料理に使うハーブは、主にバジリコ、オレガノなどですが
ギリシャ料理では、主にスペアミント(ギリシャ語でο δυόσμος  Dyosmos(ディオズモス))、ディル、オレガノが良く使われます。
とくにスペアミントは、いろいろなギリシャ料理に使われて
最初ギリシャ料理を食べた時にミントの香りがし、食べなれなかった人も次第にこれがギリシャ料理の香り、味だと気に入るようになり、
そしてメンタ(Mentha ディオズモスの別呼名)が入っていないとギリシャ料理なのになにかかけているような気になるのでは?と思います。

*昨日ご紹介したドルマデス、イェミスタにもメンタが使われます。

Spearmintmini.jpg

メンタとギリシャ神話
ギリシャ神話の冥府の王ハデスは、ペルセポネという妻がいるにもかかわらず、妖精メンテに恋をし強く引かれていきました。
それを知ったペルセポネは、激しく嫉妬をしメンテを追いかけ低い草に変えてしまいました。
ペルセポネは、これで一生メンテは、通行人の足の下で多くの人に踏まれて永遠に無視されることだろうと安堵しました。
しかしハーデスは、すばらしく甘い香りを芳香するハーブの草に変えました。
これで一生、人々から忘れる事のないすばらしい芳香を放つメンタ(ミント)となったのです。

英語のミントは、Menthaメンタから由来されています。(ミントの学名は、Mentha)
またメンタは、零れ種と地下茎により繁殖をし、とても繁殖力が旺盛で根が根付いている限り、茎部分を取り除いても
また生えてきます。
横に横に根が生えるため庭などに植えると幅広い範囲で年をおうごとに見かけるようになります。

Spearmintmini.jpg

古代とメンタ
ギリシアの歴史家、ヘロトドスは、紀元前3733年に完成したギゼーの大ピラミッド建設現場では、
労働者の食事にメンタが用いられていたり
ミイラの下にハッカ草を敷いて腐敗防止に役立てたと著書に記しているそうです。
ローマ時代の貴族たちは、食欲を描きたてるためにメンタを床にばら撒いたりテーブルにこすりつけたそうです。
また、ローマ時代の学者プリニーは4、1種の治療薬のひとつとしてミントを挙げ、健胃薬、駆風剤、気付薬としてメンタを処方したそうです。

Spearmintmini.jpg

メンタ効果
メンタは、虫除けとして昔から使われ生薬を肌にこすりつけると蚊などの虫に咬まれずにすむとも言われます。
またドライミントを洋服ダンスの中に入れておくと防虫効果になったり
メンタを家の中で焚くと虫などが入ってこなくなるとも言われています。
また昔からスペアミントには、消毒・殺菌効果があり、葉を噛むと「歯が白くなり」「口臭を防ぐ」といわれていました。

メンタの香り
神経疲労、神経性のストレスに効果があります。

薬用としてのメンタの効能
にきび、皮疹、白癬、皮膚炎に効果があるそうです。

このほかにもさまざまな効能があるといわれています。

Spearmintmini.jpg

メンタのおまじまい
ヨーロッパには、根がつくということからメンタを庭に植えるとお金が入ってくるといわれています。

スペアミント

花言葉
温かい心 (ミント全体:美徳) 



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花祭りの日
2007-05-01 Tue 23:30
ギリシャの5月の野の花マイス

毎年、5月1日は、Πρωτομαγιά(Protomagia)プロマギア(意:5月の初め)という花祭りの日でお休みです。
ギリシャの野の花マイス

人々は、この日のために前日、マイスギリシャ語で5月と言う意味)と言うつる草系の花を根からとり花輪を作る準備をします。

5月は、ギリシャ神話の豊穣の女神マイアの月と言われています。
古代より人々は、花がたくさん咲き、実が実る、5月を楽しみにしていました。
そのお祝いがこの日、プロマギアで家に咲く花をステファニ(花冠)にして玄関の門や家の前、バルコニーに飾ると一年間その家は、よいチャンス、 平和、 幸福であると言われています。

昨日は、花輪つくりの上手な隣のおばさんに教えてもらいマイスで花輪を作ってみました。
マイスは、ちょっとべたついた茎なので巻くのにちょうどよい草花です。
ギリシャの5月の野の花マイスの花輪つくり

庭に咲くバラや小手まり系の花などで飾り出来上がり
花輪

ご近所のステファナギリシャ語で花輪の意味)
花輪

花輪

花輪

田舎には、そこらじゅうの野原にこのマイスがあることと花が各家の庭に咲いているので花輪がとてもつくりやすいのかほとんどの家庭のドアやベランダにステファナ花輪)が飾ってありました。

1日は、あいにくの雨模様でしたが花の香りがあちらこちらから香りたつ毎年とても楽しみな5月1日です。


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オレンジの花の香りで幸せを
2007-04-23 Mon 18:54
オレンジの道

この道は、シンタグマにある国会議事堂の裏手の道
首相官邸がありギリシャの中で一番土地が高値の道です。
この道の左右にオレンジ  の木が植わっていて今、この道を通るとなんともいえないオレンジの花の良い香りに包まれおだやかーーーな気分にさせてくれます。

なぜならオレンジの香りは、不安や落ち込んだ心を解きほぐし、ストレスを減少させて幸福感を与えてくれるからです。
また興奮を鎮めて気分を落ち着かせるので、眠れない時や更年期のイライラとした症状によいそうです。

オレンジについて詳しくは、昨年書いたここ↓
http://atlantida.blog9.fc2.com/blog-entry-140.htmlを読んでください。

オレンジの花


オレンジは、古代より富と幸せのシンボルとされてきましたが
日本でも1994年から4月14日をオレンジデーとしたそうですね。

 *オレンジデーは1994年に愛媛県内のかんきつ類生産農家が、ミカンなどへの関心を高めてもらおうと考案したそうです。

ギリシャ神話のオレンジ伝説”全知全能の神”ゼウスが”結婚と家庭の守護神”ヘラとの結婚がスペリスの園で行われた際、”大地母神”ガイアがお祝いに黄金のりんご(この頃は、とても貴重な果実であったオレンジの実)をプレゼントしたと言われています。
又この結婚式でゼウスがヘラにオレンジの花を贈ったとされています。


その後もヨーロッパでは、結婚式に花嫁にオレンジの花を飾ったり男性がオレンジの実を持ってプロポーズをする習慣があります。
そのため3月14日に返礼をしたカップルが、オレンジ色のものを身につけて会う日として、4月14日に設定されたようです。

もう過ぎてしまいましたが来年オレンジの花と共にもしくは、オレンジのみと共にプロポーズされたり結婚式にオレンジの花で着飾る幸福な結婚が迎えられるかと思います。

オレンジの花の時期は、ゴールデンウィークも咲いていてくれるかと思います。ぜひ国会議事堂へ行かれたあとは、裏手の道へも行ってオレンジの花の香りを体いっぱい吸い込んでみてください。


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春風と共に咲く一輪の寂しい花
2007-03-20 Tue 23:21
アネモネ
岩の中に咲くアネモネの花
アネモネ
前回、田舎へ行ったとき山で見つけたのは、なんとも美しく寂しいニンフ アネモネの姿でした。
アネモネ

アネモネの語源は、古代ギリシャ語の風を意味する Άνεμος anemos からつけられました。
アネモネは、春風が吹き始めると共に開花する春を知らせる花妖精の花とも言われています。

しかし同時に古代では、赤いアネモネの花は、血、生命、死、悲しみの象徴でもありました。
そのため古代ギリシャ人やローマ人は、死者に贈る花輪としていました。

アネモネ

ギリシャ神話
花の女神クロリスの宮廷に、美しいニンフ アネモネが仕えていました。
クロリスの夫、西風の神ゼピュロスは彼女をみそめそのことに気づいたクロリスは、嫉妬しアネモネを追い出してしまいました。
一人になってしまったアネモネは、風を待ちわびながら寂しく日々を送っていました。
そこへある日西風(春風)と共にゼピュロスが現れふたりは結ばれます。
ゼピュロス追いかけてきたクロリスは、二人の姿を目の前にし嫉妬に狂いアネモネを一輪の花に変えてしまいました
ゆえにアネモネは、春風が吹くと共に咲く”春を知らせる花”となりました。
クロリスとゼピュロス
William-Adolphe Bouguereau (1825-1905) - Flora And Zephyr (1875)

*ゼピュロスは、ギリシャ神話における西風の神でアネモイ(東西南北の各方角を司る風の神たち)の中で最も温和なゼピュロスは、春の訪れを告げる豊穣の風として知られているが幾人もの妻を持っていた。

*西風の神、ゼピュロスには、すでに虹の女神イリスが妻としていましたがクロリスに恋をし女神クロリスを誘拐し、彼女に花の女神の地位を与えています。

そのほかのアネモネ神話は、↓
http://atlantida.blog9.fc2.com/blog-entry-126.html

アネモネ

妖精の花
雨の日や夜に花を閉じてしまうのは、アネモネの葉に住む森の妖精がカーテンを閉じるから
雨や夜が近づくとアネモネは、花びらを閉じて眠りにつきます。
花は妖精の隠れ家となっていて、嵐が来るとアネモネは、花びらを閉じて中にいる妖精を守るといわれています。

アネモネ

花言葉
君を愛す・恋の苦しみ・期待・はかない恋・消える希望・真実・孤独 



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愛を秘めた花。。♡
2006-09-24 Sun 22:45
この2日ほど田舎(KALAMATA)へ行って来ました。
1ヶ月前は、太陽サンサンの下ひまわりやダリアなどが咲き誇っていたのに今回は、球根もののユリやクロッカスが咲き始め
まさにギリシャも初秋といった感じです。
crocus.jpg

クロッカスは、春の花として知られていますがここ地中海沿岸では、秋に咲くクロッカスがあります。
有名なのは、10月ごろから咲き始める紫のクロッカス(サフラン)ですが田舎に咲いていたのは、別の品種のクロッカス黄色い花のクロッカスでした。

*秋に咲くクロッカスで紫の花を咲かせるクロッカスをサフランと呼ぶそうです。
(サフランについては、又次回)


クロッカス古代ギリシャにすでにあった花で愛を秘めた花といわれ結婚式にもちいれられていました。

愛を秘めたクロッカスとは。。。
crocus1.jpg

ヘルメスとクローカス

伝令神ヘルメスは、ある冬の晴れた日、婚約者のクローカスと一面銀世界の中を遊び楽しんでいました。
日が沈み暗くなってきたので急いで帰り支度しヘルメスは、クローカスソリに乗せ次に自分が乗ろうとした瞬間に突風が吹きクローカスを乗せたソリが谷底めがけて落ちていってしまいました
ヘルメスは、あわてて追いかけクローカスを探しますが見つける事がなかなか出来ません。
やっとのことで見つけたクローカスの姿は、谷底に横たわる血だらけの姿でした。
ヘルメスは、あらゆる手段を使ってクローかすを生き返らせようとしましたがクローカスは、2度と目を覚ますことは、ありませんでした
翌年の冬、クローカスのことが忘れられないヘルメスは、再びクローカスが亡くなったへ行きました。するとその谷は、冬だと言うのに一面美しい花でいっぱいになっていました。ヘルメスは、このはなを2人の愛の証としてクロッカスと名づけました。


crocus1.jpg

別の話
クロッカスの花の雌しべは。。。

伝令神ヘルメスは、友達の青年クロッカスと遊んでいましたが突然、クロッカスを打ち殺してしまいます。
その後クロッカスが亡くなった場所には、小さな花が咲きました。
その花の中心は、クロッカスの血が3液かかりしたたれた3つの雌しべになり花が形成されました。
ヘルメスは、その花の名前を、クロッカスと名づけけました。


crocus1.jpg

ゼウスと妻ヘラの寝床はクロッカスで飾られていたという話もあります。

crocus1.jpg

クロッカスは、ギリシャ語でκρόκος krokos。
卵の黄身もκρόκοςと言い、黄金色を意味しています。
サフランは、クロッカス黄金色の雌しべを乾燥させパウダー状にして使ったりします。

crocus1.jpg

クロッカスの花言葉
切望、信頼

秋のクロッカスは、夏の暑い間、ちょっとだけ顔をだし体は、地面の中で涼んでいます。
夏の暑い日々が過ぎ去ると急に体全体を土の上にだし午前中花を咲かせます。
クロッカスは、なにもしなくとも地面に根を張り毎年綺麗な花を咲かせてくれます。
"愛を秘めた花
毎年、ヘルメスが訪れるのを楽しみに咲く美しい花クロッカス


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古代ギリシャ人が好んだ花の果実♡
2006-08-21 Mon 21:57
siko.jpg

σύκο(シコ)イチジクは、今、最盛期を迎え青々と大きく育った葉の間に実をたくさんつけています。

イチジクは、新世紀時代からすでにこの世に存在していた事が発掘調査で調べられていて
栽培は、紀元前2000年以上前(エジプトでは第12王朝時代(紀元前2400〜2200)の彫刻によって確認〉からで
"知恵の実"、"生命の木”とされていました。

古代ギリシャ
sikomini.jpg

古代ギリシャの競技会ために競技者が持久、体力、脚力の増進にと果実を食べていたと言われています。
繁盛、多産の象徴とされギリシャ、ローマなどでは、イチジクが多く栽培をしました。

薬用としても使用され果実の汁は止血剤や子宮口を開かせるための挿入剤として利用、葉は傷を治療するパップ剤などとして用いられていました。

旧約聖書「創世記」
sikomini.jpg

イチジクは聖書の最初に登場する植物で
禁断の木の実を食べたアダムとイブ裸を隠すために、イチジクの葉で覆いました。
siko1.jpg

又、アダムとイヴが食べた禁断の果物もリンゴではなくイチジクだという説もあります。

Adam und Eva
Jacopo d'Antonio Negreti,
gen. Palma Vecchio
(um 1480-1520)

ギリシャ神話イチジク
sikomini.jpg

収穫の女神デメテルは、アテナイに住むピュタロスという男の歓待を喜び、その地に初めてイチジクを生じさせたと言われています。
またイチジクの栽培方法を人々に伝えイチジクの名付け親と言われています。


予言者カルカースは、自分が一番才のある予言者だと自負していました。
ある時、カルカースは、イチジクの実で預言者モプソスと予言対決をしようと考え、モプソスにイチジクの木にたくさんなる実は、いくつか質問をしました。
モプソスは正確に答えました。次にモプソスは、妊娠している牝豚を指差しお腹の中に何匹の子豚の赤ちゃんがいるか尋ねました。
カルカースは、8匹、モプソスは、9匹と言い牝豚が出産をするのを待ちました。
翌朝、牝豚は、9匹の子豚を出産し、予言がはずれてしまったカルカースは、落胆のあまり死んでしまいました。


花言葉
sikomini.jpg

子宝に恵まれる・実りある恋・豊富・裕福・平安
イチジクの花は、実の中にあり実を覆っている袋を花嚢(かのう)といいます。イチジクを割ると中に白、ピンクっぽいツブツブが無数にあるのですが(そこを私たちが食べています)それがイチジクの花です。
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効能
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腸の働きを活発にし、便通を整える作用があり、血中のコレステロールを下げる作用もあります。
果実に含まれるベンズアルデヒドは、免疫力を高め、ガン細胞の生成過程を抑制する効果があると言われています。
酵素が多く消化を助けます。(肉料理などの後に食べると胃の負担を軽くするので、食べ過ぎ時には効果があります)
実を1日に3〜4個食べると痔によいといわれます。
また酔ざましにもよく血液をきれいにするといわれています。

イチジクの果実、葉、幹から出る白い液(乳液)には、タンパク質を分解する消化酵素のフィシンが含まれていて、
これは胃を丈夫にする働きがあります。
また、乳液の部分をいぼに塗るといぼが簡単にとれるとも言われています。

乾燥イチジク
siko7.jpg

糖含量が高く、カルシウムは、果実中でもっとも多くとされています。
*干しイチジクを2つにして中にクルミやナッツをいれて食べるとおいしいです。

ギリシャ(KALAMATA)のイチジク
sikomini.jpg

実家のKALAMATA地方は、オリーブで有名なところですがイチジクも有名な産地です。
カラマタの干しイチジクは、実も大きくぷりぷりしています。

イチジクの主な種類は、
小さくっても甘みが強いΖαχαρόσυκαザハロシカ
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干しイチジク用のΜαραγκούλεςマラグクレス
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大きい実のκουβαλόσυκαクバロシカ
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赤紫が食べごろのΜαρκοπουλόσυκαマルコプロシカ
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古代ギリシャの神の花♡カーネーション
2006-05-02 Tue 00:09
天気に恵まれたアテネですがいつもの休日と違って家の外は、静かです。なぜかな?
今日も1昨日からの続きで花についてです。

今年は、5月14日が母の日ですね。日本では、お花屋さんには、カーネーションがたくさん並べられていると思います。
ネットでもカーネーションについていろいろ書かれていますがやはり私も書かないわけには、いかないかな?と。。。
carnation1.jpg

昨日も書きましたが古代ギリシャでは、結婚式のステファナ(花冠)神に捧げる花”カーネーション”が使われていました。

カーネーションは、Carnationは、地中海原産と言われ学名をDianthus caryophyllus 古代ギリシャ語でΘεός Άνθος(神の花)に由来していてCarnationという名び名は、花形が王冠の形に似ているのと古代ギリシャでは、この花を冠にして神ゼウスに捧げていたことからcoronation(コロネーション:戴冠式の意味)が変化をしcarnation(カーネーション)となったそうです。

また神の花と言われる由来としてイエス・キリストが十字架にかけられた日、母マリア流した涙の跡一輪のカーネーションが咲き、この事柄から白い花を十字架にかけられる前のイエスとマリア赤い花復活したキリストとし、母と子の関係を象徴する花とされてきました。

carnation2.jpg

古代ギリシャとカーネーション
バラと同じようにカーネーションも香水香料に使われ香料は、お酒に使われたりした他、治療薬として下剤、強心剤、血液循環の改善、精神安定、美顔効果、老化防止などに効果があるされ使われてきました。

*古代より香水、香料に使われてきたカーネーションは、野生カーネーションクローブピンクと呼ばれるものです。
クローブピンクという名のとおりスパイシーなクローブの香りがするそうです。花の写真をご覧になりたい方は、香り&ハーブ・アールグレイ さんのBLOGhttp://plaza.rakuten.co.jp/earlgrey1/diary/200507310000/よりご覧ください。



ギリシャ神話とカーネーション
イタリアのローマに美しいギリシャ人の女性ソニクスがいました。彼女は、ローマの名誉市民を称える冠作りの名人で、市民にとても人気があり、多くの注文を受け忙しく働いている中、神殿へもでかけ神殿を花で美しく飾っていました。ある日、そんなソニクスを恨む者によって殺されてしまいます
殺されたことを知った太陽神アポロンは、いつも祭壇を美しく飾ってくれていたこと敬意を表しソニクスを美しい虹のカーネーションに変え、手厚く弔ったと言います。こんなことからも神の花とされてきました。

ギリシャ神話と母
春になると大地の女神のレアをたたえる祝賀が行われていました。これが母の日を祝う最初と言われています。
大地の女神レア
ウラノスとガイアの息子クロノスと結婚をしハデス、ポセイドン、ゼウス、ヘラ、ヘスティア、デメテルを生みましたがクロノスは、生まれるたびに子供たちを丸のみしていました。
この行為に心痛めていたレアは、末の子ゼウス(後、主神)が生まれる時、クロノスに隠れて出産をし、クロノスには、赤ちゃんと同じ大きさの石を布に包みクロノスに見せましたが顔もみずに飲んでしまいます。
レアは、ゼウスに兄弟たちのことを話しクロノスから兄弟たちを救い出しました。
このようなことからレアは、神々の母と言われ彼女を祝った祭りが春行われていました。
rhea1.jpg

by New York, Metropolitan Museum
Athenian Red Figure Pelike 5th BC
レアがクロノスに布にくるんでいるゼウスの代わりの石を手渡すところ

母の日
1600年イギリスでは、四旬節(イースター・サンデーから40日前にあたる)の第4日曜日"Mothering Sunday"(里帰りの日曜日)とし主人が使用人に里帰りをさせる日とし、母へMothering Cakeマザーリング・ケーキなどをプレゼントしたといわれています。

南北戦争後の1872年アメリカでは、Mother's Day for Peace母の日が平和に捧げる1日としてジュリア・ワード・ホーウ女史(Battle賛美歌を作詞)によって毎年一度イベントを開こうと提案をしました。

1907年、アメリカのフィラデルフィアでアンナ・ジャービスさんという女性が彼女の母親が亡くなった日(5月の第2日曜日)を母の日の祝日に設けるようグラフトン(ウェストヴァージニア)の教会を説得し始めました。
アンナさんの運動は徐々に賛同者が増え地元のウエストヴァージニア州で母の日の制定が認められ
1914年ウッドロー・ウィルソン大統領は、5月の第2日曜日を母の日の祝祭日として宣言し、アメリカ連邦議会は、5月の第2日曜日を母の日とする法律を可決しました。
1915年、法律が施行され、世界で初めての国全体における母親の記念日が誕生しました。

まもなく来る母の日を前に
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古代から伝わる花の冠に秘めた思い♡
2006-04-30 Sun 23:00
昨日に引き続き明日のギリシャの花祭りの日Πρωτομαγιά(Protomagia)プロトマギアを前に花輪、花冠についてもう少し。。。。。

古代ギリシャでは、自然と香る花や植物は、神が創り出した、または、神に捧げる神聖なものとして冠婚葬祭、祝祭に花や植物を編んで花冠にし頭にのせていました。(*輪は、”永遠”を表しています。)

kotinos1.jpg

花輪(花の冠)で代表的なのが古代オリンピックのときに勝者に与えられた花冠(Kotinosと呼ばれていました)でオリーブは、平和月桂樹は、勝利と栄光のシンボルとして使われました。

他には、宴会の時の酔い止めにと言った療法に使われたり、死者を神の元へ送るために花冠を編んで使っていました。

最もよく使われたのが結婚式の花婿と花嫁のためのステファナ(花冠)だったようです。
stephana2.jpg

*写真は、現在のステファナ

古代結婚式でステファナ(花冠)に使われた花々

oregano.jpg

オレガノ(ワイルドマジョラム):愛と美の女神アフロディテが海の水から作り出し、太陽をたくさん浴びる ようにと一番 高い山に植えた草と伝えられている幸せを呼ぶ香り草
スイートマジョラム:結び目が連なったような面白い花の形から幸せのシンボルといわています。

*オレガノとスイートマジョラムは、ほとんど同じ意味が現代に伝わっています。

rosemarino.jpg
ローズマリー愛と思い出のシンボル

carnation.jpg
カーネーション:オリンポスの山の神々、主神ゼウスに捧げた花として

スミレよみがえる大地のシンボルとして

アイビー永続的で破れない愛の表れとして

orange2.jpg
オレンジの花家庭の安定、家族の幸福として

rose.jpg
バラ:アフロディテが誕生と共に作られた最も美しい花で、愛と喜びと美と純潔として

マートル愛と不死を象徴として

clocus.jpg
クロッカス:愛を秘めた花として

他にもギリシャ神話に出てくる花々は、に関係した花が多いことからステファナに使われたとされています。

ギリシャの結婚式に用いられるステファナ(花冠)とは?

古代ギリシャの結婚式では、花嫁、花婿の冠Stephana(ステファナ)が永遠の愛を誓うため愛と美の女神アフロディテに捧げられたさまざまな花や植物(オリーブの葉、葡萄の木葉、レモンの花など上記に書いたものによって)で作られ、式の間花嫁と花婿の頭につけられていました。

後クリスチャン時代。ステファノは、純粋さの代弁として花のもろさと甘くやわらかい香りのレモンの花を使いました。
ビザンチン時代は、王の王冠の様であることから王のシンボルとなり、結婚が新しい王国の設立と考えられ使われてきました。
以後、花の冠から花をモチーフにしたもの、真珠などを使ったものなど生け花からジュエリーに変わっていきます。
現在において、ステファナは、手作りで作られ花嫁と花婿を結ぶ命の輪として永遠と神聖さを強調するために2つの輪がリボンで結ばれるようになりました。
stephana1.jpg

ギリシャの教会での結婚式には、式前にバイブルの上にステファナと結婚指輪がのせられ結婚式が始まり頭にのせられます。

今日のアテネは、雨。
明日は、花祭りだから晴れてほしいなー。

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