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2007-01-18 Thu 23:30
![]() アテネの北方にある山岳地帯のテッサリアのペリオン山(ピリオ)に 実家のある人から彼のりんご園 でとれた青りんごをいただきました。この山は、りんご、オリーブ他たくさんの果物がなる山なのだそうです。 いただいたりんご は、農薬も肥料も使っていない自然のままのりんごでこの山の肥えた土から栄養をいっぱい吸い上げて生るナチュラルなりんごです。りんごの風味をたっぷりにそして青りんごらしいちょっと甘酸っぱい味がします。 この山には、昔から有名な話がありこの山に住む一族は、この山の豊富な果物や実を食べていたといいます。 その一族がお酒好きで気性が激しく人間とも たびたび闘争を繰り返していた半身半馬のケンタウロス族 κένταυρος です。 ![]() louvre museum ケンタウロスにまつわる話-1-ケンタウロス族が同じテッサリアに住んでいたラピタイ族の王ペイリトオスの結婚式に招かれ酒に酔うに従うほど持ち前の粗暴な本性を現し、花嫁ヒッポダメイアを連れ去ろうとします。 そして両族の間に戦争が起りケンタウロス族が敗れ、ヒンドスの山地に逃げ込んだといいます。 ![]() The Fight between the Lapiths and the Centaurs Piero di Cosimo,1500-1515 National Gallery,London *画像をクリックすると大きくなります。 ケンタウロスにまつわる話-2-ケンタウロス族の中でも善良で教養高く森の妖精の子で、狩りの達人 フォロスと 広く人望を集めた賢者ケイロンは、例外でした。 フォロスは、時空神 クロノスの子供でケイロンは 海の女神の子供でした。 それぞれ大神ゼウスとは 異母兄弟にあたり神の血筋をひいていたためケイロンは、不死身でした。 ケイロンは、エーゲ海の近くの洞窟に 母と暮らし薬草を煎じて人間を治療したり孤児を育て教育、指導にあたっていました。 このケイロンの門下生は、トロイア戦争の英雄アキレウス、アルゴー遠征隊の王子イアーソン、そして師から天文学を学んだヘラクレスなどがいました。 ヘラクレスの12の冒険にでかけたうちの 4番目の物語でエリュマントス山に住む大イノシシを生け捕りしようと旅をしている時にフォロスに出会います。 フォロスは、ケイロンの弟子であるヘラクレスを歓待し海、山の幸でもてなし酒の神ディオニソスから譲り受けたワインを振舞いました。 このお酒の匂いをかぎつけた酒好きのケンタウロスの仲間達が押しかけ自分たちにも酒を振舞えと矢まで射ってきて酒を奪おうと暴れだしたためヘラクレスは、イドラの毒を塗った矢で彼らを射掛け始めました。 粗暴なケンタウロス達は、追いかけてくるヘラクレスから逃げメレアまで 追いつめられると一つの洞穴へと逃げ込んでゆきました。 ヘラクレスは、洞窟の中に矢を射込んだのですがその矢は、一人の ケンタウロスの腕を貫きこともあろうことか貫いた矢は、この洞窟の主でヘラクレスの師でもあるケイロンの膝に命中してしまいました。 ヘラクレスは、あわてて矢を抜きありとあらゆる薬草を塗りますが9つの頭の大蛇イドラの猛毒が塗ってあったためどの薬も利きません。 しかし神の血を引く ケイロンは、猛毒に苦しみながらも 死ぬことができず苦しみ続けています。 そして永遠に続くだろう苦しみに耐える事ができないと思ったケイロンは、ヘラクレスに死を願ったのです。 ヘラクレスは、師の願いを叶えるため以前大神ゼウスの怒りをかい、冥界の地獄の河に つながれていた プロメテウスがヘラクレスに助けられた礼に恩返しをすると言っていたので彼の元へ行くとプロメテウスは、不死を引き受けてくれました。 こうしてプロメテウスは、不死身となりケイロンは、冥界へと 旅立つことができました。 ヘラクレスは、師の死を葬って 戻ってくると自分をもてなしお酒を振舞ってくれたフォロスまでもがケイロンを苦しめた毒の矢を引き抜いて調べようとして誤って自分の足に落とし毒が回って死んでしまったのでした。 思いがけない死を遂げてしまった神の血筋をひいた2人のケンタウロスは、神々から死を悼まれて 夜空に掲げられることとなりました。 狩りの達人であったフォロスは、ケンタウロス座、医学の師ケイロンは、射手座となったのです。 ![]() 人気blogランキングへ 1クリックご協力おねがいします ⇒ ![]() |
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2006-11-15 Wed 22:08
![]() photo by iastronomos ΚΥΔΩΝΙΑ(kydonia)キドニア バラ科 Kydonia属 日本では、10月、11月に和名マルメロでフルーツショップに置かれる和名マルメロは、 ギリシャ、クレタ島の都市Kydoniaで実が採れたことから学名 Cydonia oblonga と名づけられギリシャでは、Κυδωνιαと都市の名前で現在売られています。 英名では、Quince クインス、和名はマルメロ. 和名マルメロの語源は、ポルトガル語の marmeloからでラテン語のmelimelon”甘いリンゴ”の意味があります。 これは、marmalade(ママレード)の語源でもあります。 ![]() キドニアは、実がとても硬いためにそのままで食べることができずジャム、缶詰、果実酒などにし食べることができます。 ギリシャでは、特に家庭でジャムにすることが多いようです。 ![]() 古代ギリシャ 結婚式で花嫁、花婿は、幸せの実としてキドニアを食べる習慣があったとか 婚礼の儀式に用いられていた婚礼の馬車に向かって親族がマルメロを投げる習慣があったとされています。 ![]() ギリシャ神話 自分がもっとも美しいと信じて疑わない3人の女神(美と愛の女神アフロディーテ・戦いの女神アテナ・ゼウスの妻ヘラ) ![]() The Judgment of Paris, Peter Paul Rubens, ca 1636 (National Gallery, London) が「美しい人へ」と書いてある”黄金のリンゴ”をめぐって美を競い合った際、勝者アフロディーテに捧げられた”黄金のりんご”こそがこのマルメロではないかという説があります。 *アフロディーテ像のなかには、右手にはマルメロが捧げられているのがあるといいます。 ![]() 効能 葉をハーブティーとして不眠、神経の鎮静などに使用 種子を煎じ下痢やうがい薬に用います。 実は、甘く煮て子供の咳止めとしても使われます。 ![]() 花言葉 幸福・誘惑・魅惑・魅力 見かけはちょいといただけない感じなんですけれど美を争った果実、幸福の果実、薬効の果実としてとてもギリシャでは、大切にされている果実キドニアです。 人気blogランキングへ 1クリックご協力おねがいします ⇒ ![]() |
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2006-09-02 Sat 04:38
![]() 9月、そろそろ葡萄おいしい時期にきたギリシャ。もちろん食べるだけでなくワイン、ジュースにワインビネガーに干し葡萄にとたくさんの利用価値のある葡萄。 葡萄の歴史は、ワインつくりの歴史と同じだといわれています。 ワイン造りを始めたのは、約8000年ほど前、メソポタミアの先住人シュメール人の遺跡場所で発見された土器からだそうですのでその頃には、すでに葡萄が存在していたわけです。 紀元前3100から1500年頃のエジプト王朝のピラミッドの中の壁画には、葡萄栽培やワイン醸造の絵が描かれているそうです。 後紀元前1500年ごろワイン造りは、クレタ島やエーゲ海諸島、そしてギリシャに伝わりました。 (ギリシャは、ヨーロッパで最初のワイン発祥国) その後ギリシャからローマ、ヨーロッパへと広がっていきました。 旧約聖書では 葡萄は、旧約聖書の中でノアの箱舟のノアが最初に葡萄の木を植えた人間だとされています ギリシャ神話(葡萄にまつわる話) オリンポスの12神の一人Διόνυσος Dyonisos ディオニソス(デロス島を支配し、酒と大地の豊穣の神、文明の神、法律の神、平和の守り神)は、大神ゼウスとカドモスの娘セレメの間に生まれた子でゼウスの太ももから産まれ、いつも少年のような若々しさで頭には葉と房の付いた葡萄のツルをまとい、手にはチルソスといってツタの巻き付いた先に松笠の付いた棒を持っていました。 ![]() Nicolas Bertin (1668 - 1736) ![]() ディオニソスは人間たちに、葡萄の木を植え育てることその果汁を絞ること、そしてそれがワインになることを教えました。 ![]() ディオニソスがオイネウスの客としてもてなされた時のこと、オイネウスの妻アルタイエに心を奪われます。 そのことを察したオイネウスは、ディオニソスのために自ら町を出て行きました。 その後ディオニソスとアルタイエは、結ばれデイアネイラが生まれました。 ディオニソスは、オイネウスに感謝をしオイネウスに葡萄の木を授け栽培方法やワインの醸造の方法を教えました。 その葡萄の名は、オイネウスにちなんでοίνος oinos オイノス、ギリシャ語で葡萄酒と呼ぶようになりました。 ![]() ディオニソスは、ある日のこと、月の女神アルテミスと喧嘩をし、頭に来ていました。 ディオニソスは、豹を連れその腹いせに今から一番最初に会った者を豹に襲わせようと企みました。 そこに通りがかったが女神アルテミスの神殿に参拝に行く途中の少女アメシストでした。 女神アルテミスは、ディオニソスのたくらみを知りアメシストを助けるために豹がアメシストを襲おうとした時に彼女を石に変えてしまいました。 それはとても美しい白い水晶で、その石を見て我にかえったディオニソスは自分の悪行に後悔し持っていた葡萄酒を水晶に注ぎ詫びると、水晶は紫色に輝き出しました。 こうして宝石アメシストが誕生しました。 ![]() ディオニソスは、アテナイ近くのイカリアという村で農夫イカリオスのもてなしを受け、そのもてなしのかわりに葡萄の栽培とワインの作り方を授かりました。 イカリオスは出来たばかりの神の恵みの葡萄酒を、村人たちに振舞いました。 初めて口にしたお酒に村人たちは、興奮をし、毒を盛られたと勘違いしてイカリオスを殺してしまいました。 父の死を知った娘エリゴネは、その場で首をつって死んでしまいました。 このことをしったディオニソスは、怒り狂いその村の娘たちを狂気に陥らせました。 村人たちは、毒と勘違いをしたことに気づきイカリオスと娘エリゴネはの供養をしました。 後このと地は、葡萄の産地として有名になりました。 (イカリアはアテナイの北にある大理石の名産地ペンテリコン丘陵の北側にある田舎) ![]() トロイ戦争で勝利を収めたオデッセウスは、オギギア島に流れ着くと美しい海の妖精Calypsoカリプソに出会い心を奪われます。 ゼウスは、妻子の元へ彼を返すようヘルメスに伝えました。ヘルメスは、彼らが暮らした7年間の洞窟の中に入ると4つの湖と葡萄の木々にたくさんの実がなっていてそれは、とても美しい洞窟に驚いたそうです。 葡萄の効能 葡萄の糖分は、果糖とブドウ糖でエネルギーの補給、疲労回復に効果があります。 カリウムは、利尿作用に効果があり新陳代謝を高め、ナトリウムを排泄する作用があるためむくみや高血圧予防に効果があるとされています。 他にも、発ガン抑制、貧血の予防、ポリフィノールが多く含まれていることから(特に種)酸化作用が強く、歯垢を作る虫歯菌の酵素のはたらきや、アレルギーにかかわる酵素の活性を抑制・阻害します。 ![]() 葡萄の花言葉 好意・信頼 思いやり・親切 人気blogランキングへ 1クリックご協力おねがいします ⇒ ![]() |
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