|
2006-09-10 Sun 02:31
![]() photo francesco majo 金の由来は、ラテン語aurumやギリシャ語χρυσάφι xrisafiからとされ”光”あるいは”赤”を意味するといわれています。 金の輝きは、”朝の光の色”と見なされ、聖像画で”光”を表わす際には、金が使われています。 金の歴史 太古の昔から、世界中で、人々の心を虜にしてきた金が最初に発見されたのは、6000年〜8000前と言われています。 金が精製あるいは加工されたのは、紀元前4000年〜紀元前332年の古代エジプト王朝時代(古代エジプトのヒエログリフでは、紀元前2600年ころからの金についての記述が見られるそうです)とされています。 神の化身とされていた古代エジプト王ファラオの身体は、死ぬと金になると言われていました。 ファラ王は、太陽を主神とし、太陽の象徴として金を崇め死に際して金銀財宝をピラミッドのなかに持ち込んだそうです。 またツタンカーメン ![]() The gold mask of tutankhamon by egyptian museum が金の棺、金のマスクを付けて葬られたのも神の身体は、金で出来ていると信じられた他、金に対する"太陽信仰”で金と不死のイメージが結びついたからでは、といわれています。 *金は、"太陽信仰”、”地中の太陽”といわれ、太陽が地球をめぐる時、地球を照らす太陽の光を地中に閉じ込め底から発見される金は、太陽のかけら金”だと信じられていました。 ”太陽信仰”は、古代エジプトのみならず、世界中の古代社会で見られ、熱に強く、強い日差しや燃え盛る炎にさらされても純度を増す金が古代の人達にとって永遠に輝き続ける不滅の物質は、永遠と不老不死の象徴とされていました。 太陽神アポロンと金 ![]() Apollo and Marsyas: Tintoretto, 1545 アポロンは、最高神ゼウスの子でゼウスが太陽神にし、医学・数学・予言・芸術(音楽)を司らせます。 オリンポス神随一の美男子でゼウスから与えられた竪琴と弓矢を携え、黄金の馬車(太陽と同意)黄金の竪琴を手に持ち、空を駆け巡り、人々に信託をもたらすのを生業としています。 金にまつわる古代ギリシャのお話し 金に関する昔からの言い伝えや寓話が多く残っています。その中でも有名なのがイソップ童話の"王様の耳は、ロバの耳”です。 *イソップはギリシア語でΑίσωποςアイソポスと言い紀元前6世紀頃、古代ギリシャの歴史家ヘロドトスの書物に人物として書かれているそうです。 アイソポスは寓話を作った最初人物と言われていますが寓話は、民衆の中で育つ「道徳」「処世術」で古代ギリシアにおいては、子供の作文練習として使われたそうです。 触れると何でも金になるお話し むかしむかし、ギリシャにミダス王という王様がいました。 王様は、「太陽神アポロンは太陽をひきいているしか能が無く、黄金の光を振りまく浪費家である」と悪口を言いったいました。 それを聞いたアポロンは、自分の力はそれだけでは、なく人間が神を侮辱するとどうなるか思い知らせるために望みをかなえるふりをし王様に「では何でも望むことを言いなさい。そうなるようにしてあげよう」と言いました。 ごう突張りの王様は、神様から願い事を言いなさいと言われてうれしくなり「私が触れるものは、何でも金になるようにしてください」と望みを言いました。 すると望みは、叶い王様の触るものは何でも金になったので、初めは有頂天になりました。 ところがそこに愛する王女(娘)がやってきたので、王は、何も考えずに王女に触ると王女は瞬く間に金に変わってしまいました。その後は、食べ物を食べようとすると食べ物も金に変わってしまいました。 それでもせめて水でも飲もうと思ったのですが喉に入ってから水が金に変わり窒息するのでは?と思い飲めませんでした。 ついにミダス王は、アポロンに触るものが何でも金になる願いを取り消して欲しいと嘆願をしたのでした。 王様の耳は、ロバの耳 王様はロバの耳をしてして、それ をひた隠しにしていましがいつも髪を刈りに来る床屋だけは、王様はロバの耳である事を知っていたので口止めをしていました。 しかし床屋は、どうしても黙っている事が出来ず、井戸の奥に向かって「王様の耳は、ロバの耳」と大声を出して叫びました。 するとその声があらゆる井戸から井戸へと伝わって井戸から「王様の耳は、ロバの耳」と聞こえ、王様の耳がロバの耳だと言うことを人々に知られてしまいました。 それを知った王様は、「これは皆の意見を良く聞けるようにロバの耳になっている」と人々にいったのでありました。 *王様の耳はロバの耳は、触れると何でも金になるお話しのつづきでアポロンは、ミダス王の願いを取り消す事に同意したものの罰はまのがれないと言いミダス王の耳をロバの耳にしてしまいます。 王様の耳は、ロバの耳で耳の事が人々に知られてしまったことを知るともともと耳の事を知っているのは床屋ただ1人だったので、床屋を許すことができず殺そうと考えました。 しかしアポロンも自分を殺す十分な理由があるのに許してくれたのだからと思い床屋を許してやることにします。 そこへアポロンが現れ「良く床屋を許してやったな。お前の罪をといてやろう」と耳を元に戻してもらいました。 金の言い伝え 生まれたばかりの赤ちゃんに金貨を握らせると、その子は一生豊かに暮らせるといわれています。 ギリシャに現在も伝わる技術 古代からの彫金技術は、現在にも伝えられ数多くの伝統を守る技術者がいます。 数あるブランドのなかでも世界的に有名なギリシャ人宝石デザイナー、ララウニスのブランドlalaounisララウニスやzolotasゾロタスは、マリア・カラスやジャクリーン・オナシスが好んで求めたというブランドです。 Ilia Lalaounis http://www.iliaslalaounis.gr/ ZOLOTAS http://www.zolotasjewelers.gr/ 昨日のシルバージュエリーでもご紹介したLi La Loから ![]() 2006年のテーマAdam & Evaよりゴールドシリーズ 金は、魔力があるとも思われていたんですね。金を所有することで人がころっと変わってしまうことからそう言われています。 金は、魔物だと。ロバの耳になった業突く張りの王様は、まさしくその魔物を手に入れようとしたためにロバの耳になってしまったのです。 気をつけましょうね。 人気blogランキングへ 1クリックご協力おねがいします ⇒ ![]() |
RSSフィード |
|
|
ブログ内検索 |
|
|




