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2006-09-12 Tue 21:29
![]() ペルセフォネが食べてしまったザクロは、古代ギリシャでは、”カルタゴのりんご”と呼ばれていました。 *いわれは、古代ペルシャからザクロは、伝わったとされていますがそのザクロをカルタゴ人がギリシャに持ってきたことからこう呼ばれているそうです。 学名:Punica granatum Punicaは”カルタゴの”、 granatumは”塊状の、種がたくさんある”という意味があります。 ザクロは、豊穣のシンボル ![]() Adam and Eva in Garten Eden Lucas Cranach d. A.1472 旧約聖書でアダムとイウがエデンの園を追われる原因となった”禁断の木ノ実”は、ザクロ、りんご、イチジクのうちの一つ。 創世記で”善悪を知る木””命の木”、”知恵の木”と言われているのもザクロ、りんご、イチジクのうちの一つと言われています。 いずれも豊穣・多産・子孫繁栄・男女の愛の象徴とされています。 聖なるザクロ ザクロは、古代エジプトのソロモン王がエレサレムに建設をした寺院にザクロが多く表現されているそうです。 *ユダヤ人は、ユダヤ教の613の教えの戒律に対応しているのが613の種子を持っているザクロだとしザクロを正義のシンボルとしています。 ソロモン王の宮殿には、ザクロをかたどった柱頭があったり絵にシンボルとしてザクロが描かれたりしたそうです。 ![]() ivory pomegranate exhibited at the Israel Museum, Jerusalem stamps May.1998 またツタンカーメン王の墓からは、ザクロをかたどった銀の器や壷なども見つかっています 銀は、この当時のエジプトでは、まれで金より高く評価されていたので聖なるザクロをかたどった花瓶は、希少価値がとても高いとされています。 ![]() pomegranate vase Egyptian Museum http://www.egyptianmuseum.gov.eg/home.html ![]() 象牙製のザクロ by Israel Museum ギリシャ神話とザクロ ![]() カスピ海の北東の島にスキチアと言う美しい妖精がいて彼女は、ある日占い師に運勢を占ってもらったところいつに日か王冠が与えられる身分になるだろうと言われ喜んでいました。 それを知った酒の神ディオニソスは、美しい妖精を手に入れるために"あなたに王冠を与えよう”と嘘をつきました。 ディオニソスの妻になれるのだと思ってしまったスキチアは、ディオニソスに身を任せましたが 遊びだったディオニソスに後、飽きられ捨てられてしまいました。 スキチアは、悲観にくれ死んでしまいました。 そのことを知ったディオニソスは、さすがに自分のした事に気がとがめスキチアをザクロの木に変え、最初に約束したとおり王冠を与えました。 それがザクロの実の先の王冠に見える部分です。 ザクロの花言葉 子孫の繁栄、多産、子宝の象徴 ![]() photo:http://www.hear.org/starr/index.html 花・・・優雅な美しさ、円熟した優美 果実・・・愚鈍、愚かしさ、結合 木・・・互いを思う 古代ギリシャの医学書 古代ギリシャのヒポクラテス(紀元前4−5世紀)の著書"医学書”、哲学者デオフラストス(紀元前3−4世紀)著書”医学書”において ザクロの根や果皮を煎じて虫下しや下痢止めに用いたと書かれてあるそうです。 ザクロの効能 美肌効果(肌荒れ、乾燥肌、しみ、くすみなどの予防)、更年期障害改善、白内障の予防、 骨粗鬆症を予防し骨量不足を補う、卵巣、子宮、膣などの女性生殖器発達を促進など ザクロを使ったギリシャ製品 ギリシャ語でρόδι rodiと名づけられたザクロは、ロードス島のお土産としても有名です。 美肌効果を利用して自然化粧品では、korresのモイスチャークリーム ![]() http://www.korres.com/ やジュエリーなどもザクロをイメージしデザインされたりしています。 ![]() vally Kontidis SHOP ATTICA-9, Panepistimiou St. Syntagma ペルセフォネが冥界へ行く時期、ザクロは、食べ頃になります。 人気blogランキングへ 1クリックご協力おねがいします ⇒ ![]() |
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2006-09-12 Tue 01:01
乙女座は、西洋占星術においては、8月23日〜9月22日までに
生まれた人の星座ですが実際は、春の星座です。 紀元前3200年頃、麦の穂の星座として登場した乙女座は、 大地、五穀豊穣の女神の姿をしている星座です。 春の星座乙女座を知りたい方は、 星空の散歩路 http://www.geocities.jp/suiseiiizuka/otomeza.html 乙女座にまつわるギリシャ神話の女神たちは、数多く イシュタル(古代メソポタミアの女神で大地母神、戦い、豊穣の女神)、 デメテル、 ペルセフォネ、 キュベレ(アナトリア地方で崇拝されていた大地と豊饒の女神)、 アテナ(知恵と勝利の女神) などがいます。 中でも有名なのがデメテルとその娘ぺルセフォネの悲しい親子のお話です。 豊穣の女神デメテルには、若く美しい一人娘ぺルセフォネがいました。 そのぺルセフォネの美しさに心を奪われた、冥界の王(死の国の王)であるハデスは、ぺルセフォネを自分の妻として自らの死の国へ連れてこようと考えました。 ハデス…死者の国の支配者でクロノスとレアの子。ゼウス、ポセイドン、デメテルとは兄弟にあたる。 ![]() Gian Lorenzo Bernini, 1621-1622. ある日、ペルセフォネはニンフ達と草原で花摘みをして楽しんでいたことろ、世にも珍しい美しい花(1本の茎に100以上の花が咲いている水仙)を見つけ、 その花をとろうとした時、突然地響きとともに大地が裂け地面に大きな穴が開き4馬の黒馬に引かれ金の馬車に乗った冥界(死の国)の王ハデスが現れました。 そしてすぐさまぺルセフォネを抱きかかえると再び地へ連れ去ってしまったのです。 娘をハデスに奪われて、失ってしまった母デメテルは嘆き、悲しみ、多くの涙を流しました。 その女神デメテルが流した悲しみの涙によって動物たちは、命を落とし、作物も草木も枯れ果ててしまい人々は、餓えに苦しみました。 地上の状態に困惑した大神ゼウスは、ハデスにぺルセフォネをデメテルに返すように説得をしました。 ハデスもゼウスの頼みでは、仕方ないと説得を受け入りました。 しかしハデスは、美しいぺルセフォネを愛していたので返したくありませんでした。 そこで何とかしようと考えました。 ぺルセフォネをデメテルに返す際、永遠に解けることのない呪いを土産としてもたせザクロの実12個にかけました。 そのうちぺルセフォネは、4個の呪われたザクロの実を食べてしまいました。 ![]() Dante Gabriel Rossetti , 1874 呪われた4個のザクロを食べてしまったためにぺルセフォネは、1年のうち4ヶ月の間は、死の国のハデスの元へと行かなければならなくなってしまったのです。 こうしてペルセフォネは、地上界と冥界を行き来することになったのでした。 ベルセフォネが死の国のハデスの元にいる間、地上は、寒い冬が訪れ (この4か月はおとめ座が天に上がらない季節であり、穀物の育たない冬の季節です)母の元へ帰って来ている時は、歓喜に浸り大地に花が咲き作物が実り溢れます。 ペルセフォネは、その後冥界の王女として暮らす時は、ハデスと同様に冷酷で無情な死の女神となり、冬が過ぎて春が北国からかえって来る頃になると春の女神、豊穣の女神として地上に蘇ってくるのでした。 ペルセフォネが食べてしまったザクロの実については、次回。。。 人気blogランキングへ 1クリックご協力おねがいします ⇒ ![]() |
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