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美を競って手に入れた果実とは。。
2006-11-15 Wed 22:08

photo by iastronomos

ΚΥΔΩΝΙΑ(kydonia)キドニア

バラ科 Kydonia属

日本では、10月、11月に和名マルメロでフルーツショップに置かれる和名マルメロは、
ギリシャ、クレタ島の都市Kydoniaで実が採れたことから学名 Cydonia oblonga  と名づけられギリシャでは、Κυδωνιαと都市の名前で現在売られています。

英名では、Quince クインス、和名はマルメロ.
和名マルメロの語源は、ポルトガル語の marmeloからでラテン語のmelimelon”甘いリンゴ”の意味があります。
これは、marmalade(ママレード)の語源でもあります。

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キドニアは、実がとても硬いためにそのままで食べることができずジャム、缶詰、果実酒などにし食べることができます。
ギリシャでは、特に家庭でジャムにすることが多いようです。

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古代ギリシャ

結婚式で花嫁、花婿は、幸せの実としてキドニアを食べる習慣があったとか
婚礼の儀式に用いられていた婚礼の馬車に向かって親族がマルメロを投げる習慣があったとされています。

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ギリシャ神話

自分がもっとも美しいと信じて疑わない3人の女神(美と愛の女神アフロディーテ・戦いの女神アテナ・ゼウスの妻ヘラ)
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The Judgment of Paris, Peter Paul Rubens, ca 1636 (National Gallery, London)

が「美しい人へ」と書いてある”黄金のリンゴ”をめぐって美を競い合った際、勝者アフロディーテに捧げられた”黄金のりんご”こそがこのマルメロではないかという説があります。

アフロディーテ像のなかには、右手にはマルメロが捧げられているのがあるといいます。

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効能
葉をハーブティーとして不眠、神経の鎮静などに使用

種子を煎じ下痢やうがい薬に用います。

実は、甘く煮て子供の咳止めとしても使われます。

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花言葉

幸福・誘惑・魅惑・魅力

見かけはちょいといただけない感じなんですけれど美を争った果実、幸福の果実、薬効の果実としてとてもギリシャでは、大切にされている果実キドニアです。

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