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2007-01-25 Thu 23:33
現在ギリシャで香を焚くのは、多くは、キリスト教の神を奉るために使われていますが
古代では、ギリシャ神話の神々を奉るために焚かれていました。 ハーブ類は、ギリシャにたくさんあったためアラブからのミルラ(没薬)やフランキセンス(乳香)などと調合をしたりし焚いていました。 特にミルラは、香水にも使われとても高価で金以上に価値があったそうです。 ![]() 『乳香は神、没薬(ミルラ)は医師(あるいは救世主)、黄金は現世の王である』と言われキリストが誕生したときに3人の博士によって乳香、黄金とミルラが献上されました。 (現在、ギリシャの教会では、キリストに贈られたこの2つの香がとくに使われています。) ミルラは、医師が薬として使用していたことから、これは救世主を象徴しているとされたそうです。 昨日は、ミルラを探しに買い物に行ったのですがそこで思わぬ贈り物をいただきました。 ![]() そこのオーナーの話では、自分がアラブへ香を仕入れに行ったときにキリストに贈られたミルラ(すでに樹脂が石となっている)に出会いその一部を持って帰ったそうです。 その一部を日本人が私のところに始めて来てくれたとプレゼントしてくれました。 香りは、あまーいシナモンの香り ![]() 没薬(ミルラ) ミルラとはコンミフォラ属(エチオピア、ソマリアの原産木)の樹木(トゲのある小木)から分泌される樹脂のことをいいます。 樹皮から分泌される樹液は、空気に触れると赤褐色に変化します。 ミルラは、東インドでは、ミル myrrhと呼ばれ語源は、アラビア語のmurra、「苦い」からきているといわれています。 古代から香として焚かれ鎮痛薬、鎮静薬と薬として使われたり殺菌作用があることから遺体の防腐処理のために使用されていました。 * ミイラの語源はミルラから来ています。 また、この木の裂け目から滲み出た濃い樹液が高く売れることを知ったソマリアの住民たちは、この樹液の流出を促進させようとして、樹皮に刻み傷を付け商売にしようとしました。 ![]() Birth of Adonis, Picart et al. *画像をクリックすると拡大します。 ギリシャ神話 キプロスの王女ミュラ(ミルラ)は、とても美しい娘でした。 ミュラの母親は、「私の娘は、愛と美の女神アフロディーテよりも美しい」と娘の美しいことを自慢し言いふらしていました。 これを聞いたアフロディーテは、ミュラに怒りをぶつけ”自分の父親を恋焦がれる”呪いをかけてしまいます。 ミュラは、この呪い通り自分の父親である王を愛してしまいます。 そして許される恋ではない事を知りつつも自らの思いを抑える事ができずにいたある日、自分の素性を偽り顔は、布で覆い父親の寝室に通い続けるようになります。 そして12日目王は、自分のところへ毎日通ってくる女性の顔をどうしても見たくなりミュラが寝ているときに明りを照らし毎日通いに来た娘が自分の娘であることを知ってしまいます。 王は、驚きと悲しみ、彼女のした行為に娘を剣でつらぬこうとしますが これに気づいたミュラは、寝室から逃げ出し放浪の旅に出ます。 シバの地にたどりついたときには、ついに力尽き果て倒れてしまいます。 そして死を前にし改めて自分の行為と過ちを恥じ、死の世界でも生きる世界でもない場所においてくれと神に祈りました。 その姿を見た大神ゼウスは、ミュラを哀れに思い彼女を一本の木に変えました。 しかしそのとき、ミュラのお腹には、不幸にも王の子供を身ごもっていました。悲しみに明け暮れるある日、ミュラの体でもある木の皮が裂け、後々呪いをかけたアフロディーテに愛されることになる美少年アドニスが生まれました。 この悲しみでミュラが流した涙が樹液ミルラになったといわれています。 効能 風邪、喘息、気管支炎、カタル症状、咳、咽頭の炎症 歯肉炎、口内炎、声枯れに。 関節炎、下痢、消化不良、腹部の膨張感、食欲不振 心の癒しに、気力の衰え、無気力に *通経・月経促進作用があるので、妊娠中は使用しない。 人気blogランキングへ 1クリックご協力おねがいします ⇒ ![]() |
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