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古代から受け継がれたもの
2007-01-28 Sun 22:40
機織り

プラカに今でも機を織って販売しているお店があります。
機織り

壁掛けにしたり物置にしたりいろいろ利用できます.
図柄のほとんどは、ギリシャの風景(エーゲ海と島々)か古代ギリシャのさまざまなものになっています。
とってもかわいいですよね。
機織り
お店内の写真より織っている段階の織物
ギリシャコットンを使用して昔からの機織の機で作られた織物は、とても味わいがありホンワリとさせられます。
機織り
コットンをよって極太で編まれていきます。

機械ばかりになってきたこのごろですが今でもこうやって機で織ったものを見るとやっぱり手仕事のものは、いいなとつくづく思ってしまいます。

SHOP
ロカ
134,Andrianou St. Plaka


機織りとギリシャ神話(2話)
-1話-
知恵と戦い、そして芸術の女神アテナは、機織りを司っていました。
また一方、小アジア(現トルコ)のリュディアに住むアラクネは、機織りに関しては、誰にも負けない腕をもつ娘でした。
そして自分の腕に自信があることから
”私の機織は、アテネにも負けはしない”と言っていました。
これを聞いたアテナは、アラクネのことを不愉快に思いある日、老婆になりすましアラクネに近づき
”どんな事があっても女神とだけは、張り合ってはいけません。あなたが言ったことを許してもらうためにすぐにアテネに許しを請いなさい。”といいました。
しかしアラクネは、”わたしは、女神なんて怖くもありません。女神と腕前を争っても私は、勝つ自信があります。”といいました。
そのとたん老婆に扮していたアテネは、正体を現しましたがアラクネは、怖気づかす早々に2人は、織り競い始めました。
アテネは、オリンポスの12神を中央に4隅には、優美・優雅・壮大な生活そして競争しようとする愚かな人間たちが、どんな罰を受けたのかを織りました。
アラクネは、逆にゼウスの浮気シーンやアポロンの刑罰を受けているシーンなど、神々の落度を織り込みました。
アラクネの織物は、完璧でいて神々を風刺した作品にアテナは、とても不愉快に思いその織物を引き裂いてしまいました。
アラクネは、自分のしたことを反省すると共に苦しみ首をつってしまいました。
アテネは、アラクネのことを哀れに感じ
”一生機を織っているがよい”
アラクネをクモに変えてしまいました。

-2話-
ギリシャ軍の知将イタケ王オデュッセウスの妻ぺネロペは、夫がトロイア戦争に行き勝利したその後も音沙汰がなかったが
夫が帰ってくることを信じ待っていました。
その間、オデュッセウスの地位を狙うものが多く屋敷に訪れ居座り結婚を迫ってきました。
長い年月が過ぎ、もう待つ理由はないと待ちわびた男たちが早く自分たちの中から誰かひとりを決めろと迫ってきます。
彼らに断るすべがもはやないと思われたとき、ペネロペは、
”亡くなった義父の棺衣にする布を織り上げるまで求婚に応じない”
と告げると、1日中機織りに没頭しました。
そして昼間に織った物は、夜になると織り上げた分だけほどいては4年の月日を過ごしたのです。
やがてその秘密が暴かれると、布は、完成に近付いていきますがちょうどその頃オデュッセウスが帰還することになります。
結局彼女の労が報われたのですが
”ペネロペの織物”という言葉は、 断えずしているがけっして仕上ることのないものを 表すことわざとして、ペネロペは、良妻賢母の代名詞となり、今日でも女性の名前に付けられるようになりました。


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