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イカロスの翼は。。。
2007-02-07 Wed 23:23
蜜蝋のロウソク

この薔薇の花やキャンドル、エンゼルなどの
ロウソクは、ハチを育て蜂蜜を製造しているギリシャ人の女性が今年の復活祭のために蜜蝋から作ったものです。
甘い蜜の色と共に香りがとってもする手作りのロウソクです。


蜜蝋
ミツバチの食べた花の蜜は、巣を作るための蝋を腹部の穴から分泌します。
この蝋をミツバチは、口に入れ噛んで溶かし巣を作っていきます。
その巣を熱で融かすことで蜜蝋が作られます。
蜜蝋の色は、蜂が食べた花の花粉により色が違い黄色みの強いもの、白っぽいもの、逆にオレンジに近い色などのものがあります。

蜜蝋は。。。ハチから
蜂は、人々と共に生きてきたといわれエジプトでピラミッドの発掘をしていた米国の考古学者T.M.デービスが約3300年前の蜂蜜の入った瓶を発見をしその壷の中の蜂蜜は全く変質していなかったと記録されているそうです。
*蜂蜜は、殺菌、保存作用があるとされミイラを作るのに塗られました。

ギリシャ神話で大神ゼウスは、クレタの洞窟の中で蜜蝋の明りを灯す中、ハチミツと山羊の乳で育ったと言われています。
またクレタ神話「イカロスの翼」では、イカロスという少年が蜜ろうで翼を作ってクレタ島を飛び立ちエーゲ海の上を飛び回っていましたがあまりにも高く舞い上がりすぎたため、太陽の熱で蜜ろうの翼が融け、まっ逆さまにエーゲ海に落ちて命を落としてしまったという話があることからすでに蜂とともに共存し蜜蝋も作られていた事がわかります。

現在ギリシャでは、蜜蝋のロウソクは、教会の祭壇を灯す明りとして蜜蝋を捧げています。
とくに昇天祭と復活祭の間の40日間は、礼拝行事として祭壇に蜜蝋のロウソクが使われます。
教会は、昔、蜂蜜を採るだけでなく神聖な明かりをともすものとしても蜜ろうが欠かせないものとなり養蜂を始めたと言われ教会には、修道士によって作られた蜜蝋が置かれています。
蜜ろうは、火を灯すとやわらかい優しい光を放ちながら蜂蜜の甘い香りを漂わせてくれます。
溶けたロウは、蜂蜜のように少しべたつきますがろうそくからは、油煙が出ずとても環境によいろうそくで食べても害になりません。
いやな煙からススが出ないことから教会内が汚れないという理由で使われたとも言われていますが油煙が出ないことから蜜蝋のロウソクは、
環境にとても優しいロウソクで蜜の香りがするロウソクの中で沈静作用もあるとされています。

ギリシャのお土産やさんでは、このような写真の蜜蝋のキャンドルは、あまり売られていませんが教会や教会近くのお店へ行くと普通のキャンドルの形をしたものを買うことが出来ます。



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