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春風と共に咲く一輪の寂しい花
2007-03-20 Tue 23:21
アネモネ
岩の中に咲くアネモネの花
アネモネ
前回、田舎へ行ったとき山で見つけたのは、なんとも美しく寂しいニンフ アネモネの姿でした。
アネモネ

アネモネの語源は、古代ギリシャ語の風を意味する Άνεμος anemos からつけられました。
アネモネは、春風が吹き始めると共に開花する春を知らせる花妖精の花とも言われています。

しかし同時に古代では、赤いアネモネの花は、血、生命、死、悲しみの象徴でもありました。
そのため古代ギリシャ人やローマ人は、死者に贈る花輪としていました。

アネモネ

ギリシャ神話
花の女神クロリスの宮廷に、美しいニンフ アネモネが仕えていました。
クロリスの夫、西風の神ゼピュロスは彼女をみそめそのことに気づいたクロリスは、嫉妬しアネモネを追い出してしまいました。
一人になってしまったアネモネは、風を待ちわびながら寂しく日々を送っていました。
そこへある日西風(春風)と共にゼピュロスが現れふたりは結ばれます。
ゼピュロス追いかけてきたクロリスは、二人の姿を目の前にし嫉妬に狂いアネモネを一輪の花に変えてしまいました
ゆえにアネモネは、春風が吹くと共に咲く”春を知らせる花”となりました。
クロリスとゼピュロス
William-Adolphe Bouguereau (1825-1905) - Flora And Zephyr (1875)

*ゼピュロスは、ギリシャ神話における西風の神でアネモイ(東西南北の各方角を司る風の神たち)の中で最も温和なゼピュロスは、春の訪れを告げる豊穣の風として知られているが幾人もの妻を持っていた。

*西風の神、ゼピュロスには、すでに虹の女神イリスが妻としていましたがクロリスに恋をし女神クロリスを誘拐し、彼女に花の女神の地位を与えています。

そのほかのアネモネ神話は、↓
http://atlantida.blog9.fc2.com/blog-entry-126.html

アネモネ

妖精の花
雨の日や夜に花を閉じてしまうのは、アネモネの葉に住む森の妖精がカーテンを閉じるから
雨や夜が近づくとアネモネは、花びらを閉じて眠りにつきます。
花は妖精の隠れ家となっていて、嵐が来るとアネモネは、花びらを閉じて中にいる妖精を守るといわれています。

アネモネ

花言葉
君を愛す・恋の苦しみ・期待・はかない恋・消える希望・真実・孤独 



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