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愛と美の女神が作った香り良いハーブ
2007-06-18 Mon 23:39
オレガノ
photo by Mrelia

ギリシャ、南ヨーロッパ料理に欠かせないハーブといえばオレガノ(現ギリシャ語でρίγανη リガニ)です。
学名 Origanum vulgare は、シソ科の多年草で原産は、ヨーロッパの地中海沿岸地方とされ日本語では、ハナハッカ(花薄荷)と呼ばれています。

学名のOriganumは、古代ギリシャ語のόρίγανον origanonから由来し
όρος oros 山のと言う意味 と 動詞 γανούσθαι ganousthai 大喜びをするで山の喜びと言う意味があります。

なぜならばオレガノは、ギリシャの山の中腹にたくさん生息をしていてかわいい白っぽい花を咲かせそして香りがすばらしいオレガノに例えられたといいます。

オレガノと女神
オレガノの甘くてスパイシーな香りは、幸福のシンボルとして愛と美の女神アフロディーテによって作り出されたものだといわれています。

古代ギリシャ 
古代ギリシャ人は、オレガノには、カタルシスの特性があると信じられていました。
幸福のシンボルとして結婚式で新郎新婦は、オレガノの花輪で覆われたり、平和を死者の霊に与えると信じられていたために墓に置かれました。
またギリシャ人が始めて料理にオレガノを用いたり、解毒剤、消化剤として紅茶を入れていました。

*カタルシスとは、古代では、医学用語で、薬剤を用いて吐瀉ないし下痢を起こさせる事と言う意味

古代ギリシアの医師ディオスクリデス(Dioskorides;40年〜90年)は、食が細い人にオレガノを推薦していました。

アリストテレスは、傷ついた亀が草を食べるのを見て その草を持ち帰り研究した結果、オレガノとわかりオレガノには、殺菌などの薬用効果があることがわかりました。
また 『アリストテレス全集 10 小品集』(岩波書店 福島保夫 訳)には、
「クレタの山羊は、矢で傷つけられると、その地に生い茂っているハナハッカをさがすそうである。
それを食べると、矢をすぐさま抜き出すことができるからである」
と著されてあります。

*アリストテレス(前384年 - 前322年3月7日)は、古代ギリシアの哲学者です。


オレガノと料理
解毒、殺菌作用もあり更に食を進ませてくれるオレガノは、暑い国、ギリシャの料理には、欠かせないものでした。
スパイシーな香りは、オリーブオイルやレモンととてもマッチし
グリル(羊肉、ヤギ肉、魚、ジャガイモなど)や臓物の煮込み、グリークサラダなどにとてもあい
オリーブオイル、ビネガー、オリーブなどに風味付けとして使われています。

オレガノの効能・殺菌作用
・頭痛や風邪、せきの初期症状、月経困難症に効果
・食欲増進や消化を促進する作用
・オレガノの油は、歯痛に効果

オレガノとおまじない睡眠の前にオレガノ油をを自分に塗ったり、枕の下にオレガノを入れておくと、将来の配偶者の夢を見るとされています。

オレガノの花

オレガノの花言葉   
実質、財産、輝き


暑さで食が細くなっている時は、グリルをしたお肉にオレガノ、オリーブオイル、レモンをたっぷり絞って食べると食欲が出てパワーがでます。
さらにグリークサラダでもオレガノやファタチーズで英気を養うことが出来、昔の人は、本当によく知っていたものだとつくづく感心させられます。




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