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ユリの花とミルキーウェイ(天の川)
2007-07-01 Sun 23:07
ユリ\\
photo by 草花写真館

7月の花  ユリ

学名Lilium(ユリ科ユリ属の総称)は、
古代ケルト語の「li(白)+lium(花)」から\

または、古代ギリシャ語「le(白色) irion(ユリ)」から由来されていると言われています。

すでに古代エジプトには、ユリが生息していて、
ユリから作られた油、”サクディ”は、とても珍重されていました。

古代ギリシャでは、ユリを清潔、純粋の証として結婚式に欠かせない花の一つでした。

純粋なユリは、古代で大変好まれていた事がわかるのは、壁画から伺われ\

サントリーニ島のアクロティリ遺跡で紀元前1,700年頃に描かれたクレタ美術 百合とつばめの図 と題した壁画が発見されたり、
クレタ島のイラクリオン考古学博物館には、クノッソス宮殿(ギリシャのクレタ島にある青銅時代最大の遺跡)の壁画 ”ユリと王子”が発見され展示されています。
ユリの王子
Knossos"Prince of Lilies" Archaeological Museum of Herakleion

Archaeological Museum of HerakleionAddress: 2 Xanthoudidou Str., Herakleion
Telephone: +30 2810 280370, +30 2810 224630


後、キリスト教において、白いユリは、聖母マリアの墓を埋め尽くされた奇蹟の花で
マリアの純潔、無垢、処女性を象徴したものだとし、マドンナ・リリー(聖母のユリ)と名づけ、

それゆえに聖母マリアとユリの花が描かれた宗教画が多く描かれています。
また、聖人に捧げる花として聖人祭には、祭壇に捧げる花でもあります。

ユリとギリシャ神話

大主神ゼウスは、アンピトリュオンの妻で王女アルクメネの美貌に魅せられ何とか彼女に近づこうと考えていました。
ある日、夫のアンピトリュオンが旅にでたのをいいことにゼウスは、アンピトリュオンに姿を変え彼女に近づきました。
ゼウスは、3日も太陽を昇らせずに彼女とベットで過ごしました。
しばらくして、アルクメネは、子供を身ごもり、生まれた子供は、ヘルクレスと名づけられました。
生まれたヘラクレスを不死身にするには、ゼウスの妻、ヘラの乳を飲まさなければなりませんが、嫉妬深いヘラは、ヘルクレスに憎悪を抱いていたために飲ませることなんかしませんでした。
ヘラクレスの誕生
The Origin of the Milky Way by Tintoretto
1570 National Gallery, London

*画像をクリックすると拡大します。

ゼウスは、何といか乳を飲ませたいとヘラに眠り薬で眠らせヘラクレスに乳を飲ませました。
夢うつつの中、ヘラクレスが自分の乳を飲んでいることに気がついたヘラは、払いのけてしまいました。
このときにヘラの乳首から出たしずくが天に昇り天の川となり、地に落ちた乳のしずくが白いユリの花になったといいます。
英語でミルキーウェイは、この話が由来とされています。

ちなみにギリシャ語で Ο Γαλαξίας  ガラクシィアス (ギリシャ語Γάλαは、ミルクの意味)でといいます。

*この由来については、もう少し詳しく調べることにします。

花言葉

白:純潔\

黄:飾らぬ美
クルマユリ:純潔\


オニユリ:富と誇り\

オニユリ\\
photo by 草花写真館

カノコユリ・ヤマユリ:荘厳
カノコユリ\\
photo by 草花写真館

テッポウユリ:純潔・威厳
テッポウユリ\\
photo by 草花写真館


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