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2007-03-13 Tue 23:06
ギリシャの薬局の看板には、
![]() 医術の神アスクレピオスの杖に薬局の目印として皿を置き、そこに蛇が絡んで舌を浸しているマークがよく用いられています。(もしくは、写真のように杖がないときがある) *アスクレピオスの持つアスクレピオスの杖には、蛇は、1匹で、よく類似されるヘルメスのケリュケイオンの杖には、2匹の蛇と上に翼がついています。 ギリシャ語で薬局は、φαρμακείο Pharmakeio 英語で薬学、薬屋を意味する"pharmacy"の語源で古代ギリシャ語では、毒や薬、泉の精霊を表すものでした。 また古代ギリシャでは、医術の神アスクレピオスから病院をアスクラピアと人々は、呼んでいたそうです。 アスクレピオスの娘は、衛生を司る女神ヒュギエイア、治癒を司る女神パナケイアそして息子マカオンとポダレイリオスは、ともに医学の知識に長けたそうです。 また医学の父、ヒポクラテスは、彼の子孫にあたります。 *衛生を司る娘、健康の女神ヒュギエイアは、英語のHygeine(清潔)、Hygenics(衛生学、防疫学)の語源となっています。 ![]() National Archaeological Museum of Athens アスクレピオスとは、 アスクレピオスは、太陽神アポロンとテッサリア王女で湖の妖精コロニスの子供でコロニスが妊娠中に人間と密会をしていた事を怒ったアポロンは、双子の妹月の神アルテミスにコロニスを殺させた後、コロニスの胎内から取り出されて生を受けたのがアスクレピオスで半人半馬ケンタウロス族の賢者ケイロンに預けられ医術を学んで名医となりました。 ところが死から人間を救う術を覚え、死者をも蘇らせる力を持ったがために冥王ハデスがこれに激怒し弟ゼウスに抗議をしまし自然の理法が覆ることを恐れたゼウスの雷霆(らいてい)でアスクレピオス(ゼウスの孫)は、死んでしまいました。 アスクレピオスは、死後天に上げられてへびつかい座となり、その後神の一員になったといわれています。 アスクレピオスの神殿(エピダウロス) アテネから南、ペロポネソス半島のエピダウロスには、アスクレピオス崇拝の中心となった神殿があり、古代、病人は神殿で就寝中に神の恩寵に授かり癒されたと伝えられています。 アスクレピオス信仰は,紀元前6世紀末頃からはじまり,前5世紀末からは4年に1度エピダウリア祭が開催され,アスクレピオスを讃えるためにギリシア各地から祭礼使節が招かれ,競技会や音楽会が盛大に催しが行われたり病の治癒を願う人々が全ギリシャから次々と訪れました。 ![]() アスクレピオスの神域は,聖域とともに療養所となり治療の順番を待ったと言われています。 患者の治療は、眠っている患者の夢枕にアスクレピオス神が立ち,処方を指示し,治療が施され治癒した患者は、感謝の印に奉納をおこなうのが慣わしで目を患った人は目を、足を患った人は足を胸を、患った人は胸をと患部の模型を奉納することになっていたので神域周辺で売られていた患者にあった模型を購入し奉納しました。 この奉納された遺跡は、発掘され現在もArchaeological Museum of Ancient Corinth (コリントス) http://www.culture.gr/2/21/211/21104m/e211dm02.html アスクレピオスの聖地の壁に刻まれた患者からの言葉 エピダウロスで発見された石盤には、治療で治った患者たちからの言葉が刻み込まれていたそうです。 その中の一つには、 ある男が一匹の蛇によって指の治療を受けた。 この男は、足の指にひろがる悪性腫瘍のために体調がひどく悪かった。 男は、日中外に連れ出され安楽椅子に坐わらされ眠ってしまうと一匹の蛇が聖域の一番奥の部屋から出てきて、舌で男の指をなめ治し、そのあとまたもとへ戻っていった。 この男が目を覚ますと元気になっっていて”自分は幻を見た、ある姿の美しい若者に膏薬を指に塗ってもらう夢を見た”と語った。 と刻まれていたそうです。 日本で出版されているアスクレピオスが描かれた本を見つけました。 ![]() 参考:「楽しい医学用語ものがたり」医歯薬出版株式会社 星和夫 著 現在は、続編が出ているようですね。 人気blogランキングへ 1クリックご協力おねがいします ⇒ ![]() |
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